独身中年男性のための『タイ&マカオ旅行①』【日本出国編】

『タイ&マカオ旅行①』は「日本出国からタイ入国までの記録」です。

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日本出国

海外旅行ではフライトの2時間前には空港に到着しておくと良いと言われているので、さらに余裕をみて2時間半前に空港へ到着できるように家を出ました。しかし引っ越してから初めて乗る電車だったので、空港までの道のりがイマイチわからず切符の購入に手間取り、結局空港へ到着したのはフライトの2時間前でした。結果的に早めに出て正解だったというわけです。

さて、空港に到着したらまず初めにコンビニへ行きタバコとライターを購入しました。タイは電子タバコの持ち込み・使用が禁止されているので電子タバコは家に置いてきました。それ故に数年ぶりの紙タバコの購入です。さっそくコンビニの隣にある喫煙所で一服しましたが、久々の紙タバコも想像以上に美味く感じました。

その次に、現地到着後タクシーでホテルまで直行できるように日本円と外貨を両替しておきました。別の国に行ったときの経験ですが、タクシー乗り場が混み合い1時間ほど待った経験があるので、そういった不安を解消するために事前に準備しておきスムーズに空港を出たいと思います。

とりあえずタイ用に1万円を2,200THB(タイ・バーツ)へ、マカオ用に1万円を480HKD(香港ドル)へと両替しました。なおマカオではHDK(香港ドル)とMOP(マカオ・パタカ)のどちらの通貨も利用可能ですが、中部国際空港では香港ドルしか取り扱っていないようでした。

あとは現地のATMでその都度引き出して対応します。別に現金がなくてもクレジットカードとデビットカードも1枚ずつ準備してあるのでカード払いでも対応可能です。ここまで用意すれば資金面では何一つ心配いらないでしょう。

なお、余った外貨は空港などに設置してあるポケットチェンジという機械で電子マネー等に替えることができるらしいです。様々な国の紙幣や小銭をアマゾンギフト券に替えることもできるらしいので、帰国時に使ってみるかもしれません。でもタイとマカオが楽しかったらまたいつか行くだろうし、その時まで自宅に保管しておくのもありです。結局両替の交換レートや手数料などでいくらか損しますからね。

というわけで、事前に準備しておくことは特にもう無いのでチェックインしました。この時、eチケットとパスポートを提示しスーツケースを預けていたのですが、席の変更ができるとの嬉しい提案をされました。というのもオンライン予約の際に3列シートの真ん中しか予約できなかったのですが、通路側が空いてるので変更できますとのことで、ラッキーと思いながら即座に変更してもらいました。

あとはフライトの40分前までに出発ロビーに到着しておくだけなので、適当に買い物エリアをブラブラして時間を潰してから出国ゲートを通過しました。

フィリピンマニラで乗り換え

実は私が乗った便はタイへの直行便ではなくフィリピンマニラで乗り換えが必要な便でした。なぜなら直行便は航空券代がものすごく高くなるからです。今回の旅行の航空券代は約12万円でしたが、タイへ直行便にすると約28万円ほどの費用が必要でした。

タイまでの直行便なら約6時間のフライトで済みますが、マニラを経由すると乗り換えの待機時間を含めて到着まで約10時間ほどになります。他の便は全て直行便で取れたので、行きの余計にかかる4時間を我慢して過ごすだけで16万円浮くのですから、普通の感性なら乗り換え便を選択するでしょう。

さて、マニラで2時間ほど待機していたわけですが、出発ゲートが変更になるとのアナウンスがありました。原因は不明ですが、こういうアナウンスは何かと不安にさせられるものです。

移動した新たな出国ゲートでは、ただでさえ他の便のために待機している人で溢れかえっているのに、さらに人がなだれ込み現場は大混乱の様子でした。出発時間の遅れもあり不安を煽られましたが、何とか出国でき無事タイに到着することができました。

タイ入国

久しぶりの海外ですし初めてのタイなので入国審査ゲートがどこにあるのか不明でしたが、Arrivals(旅客到达)の看板を頼りにしばらく歩き続けました。

歩きながら入国カードを探していたのですが、結局見つからずに入国審査ゲートに到着してしまいました。以前の海外旅行では入国カードはフライト中に配布されていたので機内で記入することが可能でしたが、今回は配布されなかったので空港のどこかにあるはずだと注意深く見ていたにもかかわらず、見つけることができませんでした。

結局、近くにいたスタッフに「Immigration card?(入国カードは?)」と聞いたら「No(いらない)」との回答で拍子抜けでしたね。後々調べてみるとどうやら出入国カードは廃止している国が多いらしいです。面倒な手間が省けてありがたい限りですね。

その後の入国審査では、eチケットとパスポートを提示し、指紋を取り、カメラを見つめるよう指示され、無事入国できました。

あとは手荷物受取所でスーツケースの到着を待っている間に、事前に準備しておいた海外SIMをスマホに挿入しローミング設定をしました。海外SIMの設定は5分ほどで完了しネットへの接続を確認。問題なく通信できたので不安の1つが解消されました。

スーツケースを受け取り後タクシー乗り場へ足を運びました。タクシーが数多く並んでいたのですが、直接話しかけて乗るシステムではありませんでした。どうやら近くに設置されている機械で発券ボタンを押して、発行された番号のタクシーに乗るというシステムでした。

選ばれたタクシーに行き先を伝えタクシーメーターを作動させるよう依頼しましたが、運転手は500THBの一点張りでした。事前に調べていた相場は距離が30kmで時間にして40分ほどだったので計算上では400THBで収まる予定でしたが、2割ほど高い金額を提案されたわけです。

でももう時刻は22時を過ぎているわけで疲れもあったので、すんなりと受け入れることにしました。変にごねて時間食うよりもさっさとホテルへ行きたい気持ちが強かったです。

というわけでホテルに到着した時間は23時を過ぎていました。ホテル予約確認書を提示しスムーズにチェックインが完了です。

疲れたのでシャワーを浴びてすぐに寝るつもりでしたが、その前にホテルのWi-Fiに接続して明日のバンコク観光の予定を確認しておこうと思ったのですが、なんとWi-Fiが繋がらないんです。30分くらい格闘しましたが結局接続できませんでした。おそらくWi-Fiに鍵がかかっていなかったためスマホのセキュリティ上接続できなかったのだろうと思います。

海外SIMでネットが使えるとはいえ8日間で5GBまでと通信量が決まっているわけなので、節約して使用しなければならないという制限がこの旅に課されることになったわけです。

ちなみにWi-Fi以外にもホテルのショボさを感じたことがありまして、1泊1万円くらいの星4ホテルにもかかわらずアメニティが貧相でした。歯ブラシはありませんでしたし、カミソリや綿棒など細かい気配りもありません。基本的には必要なものは全て持参しているので何も問題ありませんが、星4ホテルでこのレベルかと少し悲しい気持ちになりました。

ただ、ホテル自体は駅から近く交通の利便性が非常にいい場所です。ATMやコンビニもすぐ近くにあるので小腹が空いた時やちょっとした生活用品が欲しい時など特に困ることはなさそうでした。というかバンコクはATMとセブンイレブンがそこら中にあるので旅をする人にとって便利な街だと感じました。

というわけで本日はここまでです。明日はバンコク観光へ行ってきます。

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