独身中年男性のための『タイ&マカオ旅行⑤』【マカオ観光編】

『タイ&マカオ旅行⑤』は【マカオ観光編】です。

今日の予定は午前中にマカオ観光、午後からはカジノ、そして夜にはサウナへ行こうと考えています。

特にサウナについては、どんなことがあろうと絶対に行くと決めています。なぜならマカオに来た理由がサウナのためと言っても過言ではないからです。明日には帰国なので今日行かないと今後しばらく行く機会がなので必ず行きます。

観光のルートは大体決めています。最初にバスで媽閣廟へ行き、そこからセナド広場を経由し、聖ポール天主堂跡へ歩いて行きます。その途中には観光スポットが密集しているので、なんとなく良さ気な所があれば立ち寄ってみるイメージで考えています。観光については特に行きたい所があるわけではなく有名な所を渡り歩くって感じで自由気ままに散策します。

ちなみにマカオの公用語は中国語とポルトガル語なので、観光地名もこの2つで書かれていますが、英語や日本語での表記とは若干表記揺れがあり、例えばマカオで最も有名な教会、聖ポール天主堂跡は日本語表記での呼び方ですが、中国語表記では大三巴牌坊となります。また、ポルトガル語表記ではRuínas de São Pauloですが、英語表記ではRuins of St. Paul'sとなり、呼び方はそれぞれですがどれも同じものを指します。

この記事ではなるべく現地に則した表記としていますので、多少わかりにくいかもしれませんがご了承ください。

目次

媽閣廟【Templo de A-Má】

とりあえずバスで媽閣廟の近くまで行きましたが、どこのバス停で降りるべきなのかがわかりませんでしたので、グーグルマップで現在地を確認しながら勘で降りました。

さすがマカオでも有名な観光スポットです。バスを降りると媽閣廟への案内板が設置されていましたので、それを頼りに歩きました。

歩いている最中に見えた日本らしさを感じない丘の上の建てられた中高層の建物群の景色が何かいい感じでした。具体的に何がいい感じかと問われても返答に困りますが、なんかこう海外に来ているんだという実感が湧いて気分が高揚するといったところでしょうか。こういう異国感が味わえることが海外旅行の醍醐味でもあります。

媽閣廟

ということで10分ほど歩いたところで媽閣廟へと到着しました。媽閣廟はマカオ最古の寺院で、世界文化遺産に登録されている超有名スポットです。観光客らしき方々と地元の人らしき方々で大きく賑わっていました。

ちなみに私が到着した時には、撮影クルーとタレントさんらしき人がいました。ひょっとしたらマカオの有名人なのかもしれませんが、私には誰なのかさっぱり見当も付きません。

寺院ということで、日本の寺社仏閣と同じように多くの参拝客がご利益を授かりに訪れます。日本とは違い、線香の色がカラフルなことが印象的でした。

海事博物館【Museu Marítimo】

海事博物館

媽閣廟のすぐ目の前には海事博物館がありました。

海事博物館では、航海や漁業などのマカオの歴史を学べるそうで評判のいい博物館とのことですが、残念ながら本日は休館日でした。というわけで次へ進みます。

鄭家大屋【Casa do Mandarim】

鄭家大屋は、19世紀に建てられた中国の思想家鄭氏の邸宅跡です。中華と西洋の建築様式が取り入れられたマカオで最大規模の住居であり、現在はマカオ歴史地区の一部となっています。

入口にはスタッフが1名立っていましたが、特に話しかけられるようなことはありませんでした。入場料もありませんし、素通りでOKです。

鄭家大屋の外装
鄭家大屋の内装

外壁は随分と痛みが目立っており歴史を感じさせるものがありました。一方で内装は綺麗に飾られており、中華と西洋が複合した建築様式に見事に見惚れました。このような日本ではあまり見られないデザインの建物をマジマジと見ることができて満足です。

聖老楞佐堂【Igreja de São Lourenço】

聖老楞佐堂

聖老楞佐堂は、日本語では聖ローレンス教会と呼ばれており、マカオにある有名な教会のうちの一つです。目の前と通ったときに、クリーム色の綺麗な外壁が格段と目立っていたので1枚写真に収めました。ただし入口の門扉が閉まっており入っていいものか不明でしたので、入ることはしませんでした。というわけで次へ。

セナド広場【Largo do Senado】

セナド広場

セナド広場の「セナド」の意味は「上院・議会」といった意味があります。つまり今も昔もここがマカオの中心地というわけです。

マカオのエッグタルト

ここでは、とある店の前のベンチでエッグタルトを食べている人の姿を見て、ついつい私も買ってしまいました。エッグタルトはマカオなので最も有名なスイーツです。プリンとシュークリームが合体したような味で非常に美味でした。

大三巴牌坊【Ruínas de São Paulo】

大三巴牌坊は、日本語で聖ポール天主堂跡と呼ばれています。マカオで最も有名な教会であり、マカオといえばこの地は絶対に外せません。

セナド広場周辺を散策していると、明らかに人の流れが多い通りがありました。流されるままに進んで行くと、そこには大三巴牌坊がありました。

大三巴牌坊

ここにいる全員が写真を撮ることに夢中で、それはもう圧倒的大人気スポットだということが伺えました。

ところで大三巴牌坊は横から見るとハリボテになっています。過去に火災により消失しているため、現在ではこのような状態で保存されてるというわけです。

大炮台公園【Praceta do Museu de Macau】

大炮台公園は、日本語でモンテの砦と呼ばれています。大三巴牌坊のすぐ横に位置しているので、ついでに訪れるという人も多いことでしょう。

丘の上に位置していることもあり上まで行くのに少しだけ体力を使いますが、併設されている澳門博物館からエスカレーターで上ることもできますのでご心配には及びません。

大炮台公園

大炮台公園の丘の上には大砲のレプリカが数台置かれています。かつてオランダ艦隊を撃破した要塞だったことからこのような展示となっているわけです。なお豆知識として言っておきますが、大砲の数え方は「門」が正しいです。

大砲の先端で、白色の鳩がまるで司令官のように佇んでいました。白色の鳩は平和の象徴とされています。日本ではあまり見かけないので見ることができてラッキーでした。

丘の上に位置しているだけあってマカオの景色を一望できます。高層ビルが乱立しており、外装はどこも汚れが目立っていますが、それがまたいい味を出しているように思えました。観光では、とりあえず高い所を目指す私にとって、満足いく景色を見ることができました。

周辺にはまだまだ見所のある観光地はありますが、有名所は押さえたので十分満足しました。それよりも脳がカジノに支配されているので、一旦ホテルに戻り、体制を整えてからカジノへ行きたいと思います。

というわけで、マカオ観光はこれで終わりです。私が訪れた場所は以下の通りです。

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