上記の画像は、主に赤・緑・黄の3色で構成されている国旗を掲げる国もしくは地域の位置をまとめたものですが、紋章やマークなどの面積比率の小さい部分の色は考慮していないため、一部の国旗については実際の国旗と差異が生じることがあります。あくまでも本記事としての解釈によって区別しているだけですのでご注意ください。
また、国もしくは地域というのは、正式な独立国として認められている所を国とし、認められていない所を地域として区別しているのですが、本記事では国と地域を一緒くたにまとめているので特に深い意味はありません。
『赤・緑・黄』の3色の配色を『汎アフリカ色』と呼ぶ。
赤・緑・黄の3色の配色は汎アフリカ色と呼ばれ、アフリカ系民族の解放及び連帯を訴えた汎アフリカ主義を象徴したシンボルカラーです。この配色はエチオピアが始まりとされており、赤は殉教のために流された血を、緑はアフリカの植生を、黄はアフリカの富と繁栄を表すとされています。
諸説ありますが、『赤・緑・黒』の3色の配色を『汎アフリカ色』とする考えもあり、この場合では赤は流した血を、黒は肌の色を、緑は大地を表すとされています。世界中のアフリカ系民族の地位向上に大きく影響を及ぼしたとされる世界黒人開発協会アフリカ社会連合(UNIA-ACL)の旗がこの配色を採用していることに起因しています。
なお、以下は上記の画像にまとめた国旗をアルファベット順に並べたものです。本記事では赤・緑・黄の国旗の数は合計17としています。
国旗 | 国名 | 首都 |
---|---|---|
🇧🇯 | ベナン Benin | ポルトノボ Porto-Novo (憲法上の首都) コトヌー Cotonou (事実上の首都) |
🇧🇴 | ボリビア Bolivia | スクレ Sucre (憲法上の首都) ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・パス Nuestra Senora de la Paz (事実上の首都) |
🇨🇲 | カメルーン Cameroon | ヤウンデ Yaounde |
🇨🇬 | コンゴ共和国 Congo (Republic of the Congo) | ブラザヴィル Brazzaville |
🇪🇹 | エチオピア Ethiopia | アディスアベバ Addis Ababa |
🇬🇭 | ガーナ Ghana | アクラ Accra |
🇬🇩 | グレナダ Grenada | セントジョージズ St. George's |
🇬🇳 | ギニア Guinea | コナクリ Conakry |
🇬🇼 | ギニアビサウ Guinea-Bissau | ビサウ Bissau |
🇬🇾 | ガイアナ Guyana | ジョージタウン Georgetown |
🇱🇹 | リトアニア Lithuania | ヴィリニュス Vilnius |
🇲🇱 | マリ Mali | バマコ Bamako |
🇲🇲 | ミャンマー Myanmar | ネピドー Naypyidaw |
🇸🇹 | サントメ・プリンシペ Sao Tome and Principe | サントメ Sao Tome |
🇸🇳 | セネガル Senegal | ダカール Dakar |
🇱🇰 | スリランカ Sri Lanka | スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ Sri Jayawardenepura Kotte |
🇹🇬 | トーゴ Togo | ロメ Lome |
国旗リスト