【日本一周】車中泊ひとり旅part8(鹿児島→熊本)

湯之平展望所から見る桜島

おはようございます、森山です。

道の駅野方あらさのでの車中泊は、24時間営業のコンビニがあるので夜中にコンビニで贅沢しちゃお♪なんて思っていたら朝までぐっすり眠ってしまいました。

すぐそばに東九州自動車道の野方ICがあるので朝から賑わっている道の駅でした。

では早速最初の目的地へ向かいます。

目次

日本本土最南端

観光地名日本本土最南端
住所鹿児島県南大隅町 佐多岬
入場料無料
駐車場無料駐車場有り
入場時間8:00〜日没まで

本日最初の目的地は、鹿児島県にある日本本土最南端の地、佐多岬です。

日本本土最南端だけあってしばらく山道を走りましたが、途中に猿の大群が道路上にいました。100mくらいのスパンに10匹くらいいましたね。道路上でこれだけの野生動物がいるのはなかなかお目にかかれないのではないでしょうか。

そんなこんなで最初の目的地に到着です。

佐多岬のトンネル

エントランス広場に車を駐車すると、目の前にはトンネルがあります。この先は車両通行止なので歩いて行く必要があります。

佐多岬展望台まではおよそ800m、徒歩15分程度の道のりです。

佐多岬への遊歩道

遊歩道は綺麗に整備されており、とても歩きやすい道になっています。途中で分岐する道もありますが、所々に案内看板が出ているので迷わず目的の場所まで行くことができます。

遊歩道の途中には御崎神社がありました。御崎神社は日本本土最南端の神社であり、縁結びのご利益があると言われています。

御崎神社からしばらく先へ進むと佐多岬展望台に到着です。

佐多岬展望台からの景色

佐多岬展望台からの景色がこれです。

天気がいいと屋久島や種子島が見えるとのことですが、見えないってことは、天気が良くなかったということですね。

しかし曇っていてもいい景色であることには変わりません。少しの間、見入ってしまいました。

ちなみに佐多岬には日本本土最南端と表示されたモニュメントや看板が全部で4箇所ありました。どれが一番メインなのかわからなかったのでとりあえず全部撮影しておきました。あくまでも、私が視認したのは4箇所ということで、これだけあるなら他にもあるのかもしれません。

本土最南端佐多岬

1つ目は、北緯31度線展望広場で見つけた立派な造りをしたモニュメントです。

目の前は駐車場になっているので、自転車やバイクと一緒に撮影することもできます。

本土最南端佐多岬

2つ目は、北緯31度線展望広場から100mほど先へ進んだ佐多岬へのエントランス広場にあるパネル看板です。

本土最南端佐多岬

3つ目は、佐多岬展望台にあります。

佐多岬展望台へは前述した通り、距離約800m、徒歩15分ほど歩いて行く必要があります。

本土最南端佐多岬

4つ目も、佐多岬展望台のすぐ近くにありました。

ちなみに4つ目の看板の近くに縁結び神がひっそりと佇んでいました。隠れスポットかもしれません。是非探してみてください。

佐多岬展望台に行った後は案内看板にあった灯台守広場へ行きました。そこには石造りの初代佐多岬灯台守の官舎がありましたが、今では廃墟のようになっており広場一体はまるで遺跡のような雰囲気を醸し出していました。

その他には、海岸まで140mの案内看板もあったので行ってみました。

佐多岬遊歩道にある海岸まで140mの案内看板

その案内看板には、黄色く危険マークが表示されていたので興味をそそられました。

実際、相当険しいルートになっていましたし、海岸に到着しましたがゴミがいっぱいで全然綺麗ではありませんでした。

行くと後悔しますよ、きっと。

海岸で体力を奪われて心も身体も疲労でいっぱいの中遊歩道を戻っていると、草木がガサゴソざわついたので見てみると猿がいました。襲われるんじゃないかとビクビクしましたよ。

佐多岬は案内看板の通りに全部行こうとすると相当な距離を歩くことになります。夏場は飲み水などを持っていったほうがいいですね。息が切れるほど疲れました。ということで午前中で既に疲労困憊ですが、次の目的地へ進みます。

桜島 湯之平展望所

湯之平展望所から見る桜島
観光地名湯之平展望所
住所鹿児島県鹿児島市桜島小池町
入場料無料
駐車場無料駐車場有り
入場時間24時間

次は桜島の湯之平展望所に来ました。桜島といえば鹿児島県の中央にそびえ立つまさにシンボルですよね。その中でも湯之平展望所は、標高373mに位置しており一般人が立ち入ることができる最高地点です。

標高が高いといっても車で山道を10分ほど走るだけで到着できるので、アクセスが容易で人気のスポットです。

駐車場はそれほど大きくはありませんでしたが、車はそれなりに混んでいました。もし休日だった場合は満車で停められないことがあるかもしれません。駐車場から少し階段を登ると湯之平展望所に到着です。

湯之平展望所から見る桜島

展望台は360度開放されており、桜島方面や鹿児島市方面の大パノラマを一望できるようになっています。

桜島は、北岳と南岳という2つの火山が合わさってできた火山です。ちなみに日本で2番目に高い山として有名な北岳とは別の山です。北岳の火口は現在休止して塞がっており、噴煙をあげているのは南岳の火口とのことです。

道の駅桜島のミニカンパチ丼とうどんの満足セット

少し時間を遡りますが、湯之平展望所に行く前に道の駅桜島で昼食を取りました。ミニカンパチ丼とうどんの満足セット、うまかったな〜。

桜島 溶岩なぎさ公園&足湯

桜島の溶岩なぎさ公園の足湯
観光地名溶岩なぎさ公園&足湯
住所鹿児島県鹿児島市桜島横山町
入場料無料
駐車場無料駐車場有り
入場時間24時間

湯之平展望所の近くには、溶岩なぎさ公園&足湯があったので寄ってみることにしました。

公園名にもなっているように足湯があります。足湯の利用時間は9:00〜日没までで利用料は無料です。全長は100mほどあるので、ある程度の人混みでも入ることが出来るでしょう。ただ足湯の下流側にいくほどお湯が汚れていく気がするので人混みでは入りたくないかな。

桜島の溶岩なぎさ公園の足湯

ここでは、桜島がすぐ目の前にそびえ立っているので、壮大な景色を眺めながら足湯に浸かることができます。

溶岩なぎさ遊歩道

そしてここでの見所はもう一つ、溶岩なぎさ遊歩道です。

遊歩道はしっかり整備されており歩きやすくなっています。遊歩道周辺は真っ黒の溶岩が辺りを埋め尽くしていました。

溶岩なぎさ遊歩道にいた猫

ここでは猫ちゃんを数匹見かけました。近寄ると足にくっついてくるほど人懐っこく甘えん坊な猫ちゃんでした。

いや暑かったので日陰代わりに利用されただけかもしれません。

溶岩なぎさ遊歩道を散策したあと、次の目的地に向かいます。

桜島フェリー

フェリーから見た桜島

次の目的地に行くためにフェリーに乗りました。別に乗らなくても行けたのですが、乗りたくなったので乗りました。

桜島港から鹿児島港へフェリーで車を航送しましたが、乗り方は至って簡単でした。

桜島港フェリー料金所

高速道路の有人料金所のようなところで料金を支払うだけだったので、車に乗ったままで全て完結します。

4m未満の車での料金は約1500円でとても安かったです。

桜島フェリー船内

運航時間は約15分ほどです。

景色を見たりテラス席で休んだりすると、すぐに鹿児島港に到着しました。

フェリーを降りてから日本三大砂丘の一つとされる吹上浜に行こうと思っていたのですが、なんかそんな気がなくなってしまったので行くのをやめました。こういう自由気ままな行動ができることが一人旅の醍醐味でもあります。

道の駅 芦北でこぽん

道の駅芦北でこぽん
施設名道の駅 芦北でこぽん
住所熊本県葦北郡芦北町
駐車場無料駐車場(大型8台、普通車210台)
営業時間トイレ・駐車場は24時間利用可
9:00~21:00(店舗によって異なる)

熊本県にある道の駅芦北でこぽんにやってきました。今日はここで車中泊して、明日は熊本の観光からスタートします。

道の駅芦北でこぽんは、南九州西回り自動車道の芦北ICがすぐ近くにあることと、free wi-fiが利用可能なこと、電気自動車が充電可能など利用者にとって非常に便利なため、人気の車中泊スポットです。

今日の報告

感想

鹿児島から熊本の北上しているってことは、沖縄には行かないってことです。当初の計画では沖縄にも自動車を航送して向かおうと思っていましたが、やめることにしました。

理由としてはいくつかあります。

時間的理由
  • 約10日後に一旦自宅に戻らないと行けない用事があるため、のんびりと沖縄まで行っていられない。
  • 鹿児島から沖縄までのフェリーは片道だけで約25時間かかる。飛行機の方が良くね?って本気で思います。
金銭的理由
  • フェリーで自動車を航送すると片道だけで約8万円の費用がかかる。これも飛行機でよくね?って本気で思います。

ということで今回の【日本一周】車中泊ひとり旅は、【日本一周】車中泊ひとり旅(沖縄除く)になります。フェリーで鹿児島から沖縄までゆったりと旅するのも魅力的ですが、沖縄へは車中泊でない方法でいつの日か行くことにします。

移動

本日の移動
└ 鹿児島→熊本

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