【日本一周】車中泊ひとり旅part6(高知→愛媛)

四国カルストと黒牛

おはようございます、森山です。

道の駅やすでの車中泊では寒くて何度か目を覚ましてしまいました。風邪を引かないためにも、いち早く毛布のような何かを入手したいですね。

目次

地球33番地

地球33番地標示塔
観光地名地球33番地
住所高知県高知市弥生町
入場料無料
駐車場近くに有料駐車場が数箇所有り
入場時間24時間

地球33番地は高知県の市街地に位置しており、東経133度33分33秒、北緯33度33分33秒という3が12個並ぶ面白くてユニークな地点です。

ここには白いモニュメントが建てられている他に、少し離れた川の中にもモニュメントが建てられています。また周辺の道路の名前が地球33番地通りになっていることや、施設名や店名に地球33番地と関連付けた名前をしたもの場所など、地域全体で地球33番地をアピールしています。

そしてここでは地球33番地到達証明書というのが発行されるのですが、現在では新型コロナ感染拡大対策防止のため、しばらくの間到達証明書の発行が休止されています。

地球33番地公式WEBサイト(https://www.chikyu33.net/index.html)のお知らせに発行休止の記載があるので、もし再開されることがあればここにお知らせされるのではないでしょうか。

もし再開された場合は、到達証明書のもらおう!のページでもらい方の記載もありますので、近くまで立ち寄った際には是非行ってみてください。

追記
地球33番地公式WEBサイトは現在閉鎖されているようなので、到達証明書の入手方法は現在では不明となっています。

はりまや橋

はりまや橋
観光地名はりまや橋
住所高知県高知市はりまや町
入場料無料
駐車場近くに有料駐車場が多数有り
入場時間24時間

次の目的地は日本三大がっかり名所の一つとされている、はりまや橋です。漢字では播磨屋橋と書きます。

はりまや橋は、地球33番地からは車で10分ほど西に進んだ位置にあります。距離にして約1.6kmなので徒歩でも行くことが可能です。

はりまや橋が建設されたのは江戸時代に遡るようで長い歴史を持つ橋であることは間違いありません。ですが、わずか10m程の橋ですし来て写真撮るだけってくらいの見ごたえしかないので、がっかり名所とされているのでしょう。

はりまや橋

あとから調べてみたんですが、この赤色の橋は観光地用に復元されたはりやま橋らしく、今までに何度も建て替えられているとのことでした。

実際のはりまや橋は赤色の橋の奥に見えるコンクリート製の長さ20m程の橋らしいです。

別角度から見たコンクリート製のはりまや橋です。

実はこれ以外にもはりまや橋があるとのことですが、この周辺で合計4つのはりまや橋があるらしいです。

私のように何も知らずに名所だから来てみたって人には全く知り得ない情報ですね。1つしか見ずにがっかり名所だったというのは失礼なので次は4つ全てのはりまや橋を見てから、がっかり名所かどうかを判断したいと思います。

四国カルスト

四国カルストの景色
観光地名四国カルスト
住所愛媛県上浮穴郡久万高原町など
入場料無料
駐車場無料駐車場有り
入場時間24時間

愛媛県と高知県にまたがる四国カルストは、日本三大カルスト台地の一つとされています。その大きさは東西約25kmの長さを誇り、ドライブやツーリングなど多くの観光客が訪れる景勝地です。

自然が長い年月をかけて作り上げたカルスト地形はなんとも不思議な魅力を漂わせ、絶景スポットとして人気を博しています。

カルスト地形(カルストちけい、独: Karst)とは、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などによって侵食(主として溶食)されてできた地形(鍾乳洞などの地下地形を含む)である。化学的には、空気中の二酸化炭素を消費する自然現象である。

wikipediaカルスト地形より引用

しばらく山道を走ると、とある建物と共にいい景色が広がる駐車場を発見したので停めてみました。

天狗高原

ということで、まず始めに天狗高原駐車場に停めました。

この辺りが四国カルストの東端部のようです。遊歩道から展望台へ行くことができるらしいのですが、私は四国カルストの中心部へと車を走らせました。

四国カルストの中心部付近では、車でドライブする人や車を降りて写真を撮る人を沢山見かけましたが、それよりもバイクでツーリングする人の姿が目立ったように思えます。道中は狭い山道を走りますので、車よりもバイクのほうが走行しやすいことは間違いありません。急カーブなどもところどころにありますので、安全には細心の注意を払って走行したほうがいいですね。

四国カルストと黒牛

黒い牛や茶色の牛の姿もたくさん見かけましたので放牧地としても使われているようです。すぐ近くまで寄っても特に反応を示さなかったので威嚇などをしなければ危険ということは無いと思います。実際にカルスト台地と牛を背景に写真を撮る人を何人も見かけました。

360度どの方向を向いても広がるこのカルスト台地の景色、最高に好きな景色です。一度行ってみたらもう虜になること間違いありません。曇ってさえなければ!といった悔しい気持ちはありつつも、次にまた行く口実が出来たとしてヨシとしましょう。

松山城

松山城
観光地名松山城
住所愛媛県松山市丸之内
入城料大人520円、小人160円(団体割引あり)
ロープウェイ使用料松山城まではロープウェイもしくはリフトを使用する他、徒歩で行くことも可能です。
大人往復520円、小人往復260円(団体割引あり)
駐車場有料駐車場多数有り
入城時間・ロープウェイ(所要時間約3分)
開始時間 8:30
終了時間 17:00〜18:00(時期によって異なる)
・リフト(所要時間約6分)
8:30~17:00
・天守
開城時間 9:00
閉城時間 16:30~17:30(時期によって異なる)

次にやってきたのが、日本三大平山城の一つとされる松山城です。

駐車場を探しつつ松山城周辺を車で走っているとロープウェイ乗り場を発見しました。その付近の駐車場に車を停めロープウェイ乗り場に行きました。

リフトに乗って松山城へ

ロープウェイ乗り場では、ゴンドラとリフトの2つの方法で山頂まで行くことが可能ですが、ゴンドラは待ち時間があったので、待ち時間のないリフトを使用しました。

リフトから降りて徒歩10分ほどで天守へ到着です。まずは外周をグルリと周り石垣の壮大さを確認します。昔の人は重機を使用することなく石を運び、そして手作業で石を積み上げたんですよね。どうやったらそんなことが出来るのか想像すらできません。重労働だし気が遠くなる作業でもあるでしょう。

そんなことを考えながらチケット購入して入城しました。一の門、二の門、三の門、筋鉄門を順にくぐり抜けて天守入口へと到達です。山頂にそびえ立ちいくつもの門で敵の侵入を防ぐ構造。その時代背景が思い浮かびます。

松山城再建時に遊び心のある職人が書いた落書き

天守内部にはいくつかの展示物がありましたが、この写真は松山城二の重南の下見板張りの裏に描かれていたという展示品です。

どの時代にも遊び心のある職人っているもんですねと思わず笑みがこぼれました。

松山城大天守からの景色

山頂の標高は約132m、天守は山頂から更に約30m高くそびえ立っています。

大天守から見下ろす城下はまさに絶景の一言につきます。

さて、帰りも行きと同様にリフトで山を下りました。そして次の目的地へ。

道後温泉

道後温泉本館
道後温泉本館
観光地名道後温泉
住所愛媛県松山市道後湯之町
入浴料道後温泉本館
大人420円、小人160円
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
大人610円、小人300円
道後温泉 椿の湯
大人400円、小人150円
駐車場道後温泉駐車場(100台収容)
100円/30分(入浴施設利用で1時間無料)
道後温泉祝谷東駐車場(43台収容)
100円/30分(※入浴施設利用の有無に関わらず最初の1時間無料)
臨時無料駐車場
身体障害者等専用無料駐車場など
入浴時間道後温泉本館
6:00〜23:00(利用時間は1時間以内)
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
6:00〜23:00(利用時間は90分以内)
道後温泉 椿の湯
6:30〜23:00(利用時間は1時間以内)

道後温泉は日本三古湯の一つとされています。

運転中、美術館のようなアートチックな壁画があるなと思っていたら道後温泉本館の建屋でした。

私が到着したのは16時頃だったのですが、人混みのため2時間待ちでした。しかしこの道後温泉は徒歩5分くらいのところに別館が2つあり、そちらに行けば待ち時間なくても入浴できるとのことだったので、そちらに向かいました。

別館は飛鳥乃湯泉と椿の湯が隣接していましたが、最初に目に入った飛鳥乃湯泉に行きました。身体洗って5分程度入浴するだけなんで、特にこだわりないです。別に身体洗えればいいから。

道後温泉飛鳥乃湯泉
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
道後温泉の椿の湯
道後温泉 椿の湯

どちらも本館と同様にアートチックな模様が描かれていましたが、建物自体は古き良き伝統の風貌をしていました。

日本三大古湯なので、もっと山奥にひっそりと佇んでいるイメージでしたが全く違いましたね。時代の最先端を行く歴史ある温泉です。

その後はガソリン入れて、生活雑貨店で毛布と枕を購入して、本日車中泊する道の駅へ向かいました。

道の駅 ふたみシーサイド公園

道の駅ふたみシーサイド公園
観光地名道の駅 ふたみシーサイド公園
住所愛媛県伊予市双海町
駐車場無料駐車場
営業時間トイレ・駐車場は24時間利用可
9:00~18:00(店舗によって異なる)

本日の車中泊は道の駅ふたみシーサイド公園です。

ふたみシーサイド公園のモニュメント

ここには恋人の聖地と書かれたモニュメントがありました。

ちなみにこの恋人の聖地は全国に百数十箇所あり、さらに恋人の聖地サテライトが数十箇所、そして海外にも数箇所展開しているビックプロジェクトのようです。

この先旅を続けていけば何箇所かは見つけることになるでしょう。

そしてシーサイド公園という名前の通り、夕日が見える海岸でもあります。

ふたみシーサイド公園の夕日

なので2日連続で浜辺で夕日を眺めています。

1人で。

ええ、1人です。

写真の真ん中にある高さ2mくらいのモニュメントが、夜になるとライトアップされていました。そのためか、夜でもバイクが来たりカップルが来たりと多少の人の気配がありました。といっても基本的には静かで車中泊には向いている場所だと思います。恋人の聖地だということを除いては。

一人で車中泊するには心の強さが必要だね!

今日の報告

感想

身体が道後温泉の匂いに包まれてます。卵が腐ったような臭いと表現されがちな硫黄の匂いですが、当然好き嫌いが分かれると思います。私は好き派。匂い自体には健康への効果はないと思いますが、心休まる落ち着く匂いだと思います。

本日はついに当初から欲しいと思っていた枕と、念願の毛布を入手しました。耳栓はまだ買っていません。なんか耳栓は無くても大丈夫そうだと判断してます。たぶん寝てる時に外れて失くすと思います。

移動

本日の移動
└ 高知→愛媛

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