おはようございます、森山です。
与島サービスエリアでの車中泊は静かでいいところでした。ただ、雨の影響か気温が寒かったようで、何度か目が覚めてしまいました。夏用の寝袋だけでは少し物足りない気温でした。
今日の天気は、相変わらずの曇り空、そして小雨。しかし午後からは晴れる予報です。なかなか晴天に恵まれずせっかくの絶景写真も曇り空では映えませんが、予報通り午後に天候が回復するのを願うばかりです。
さて本日の起床時間は6時です。いつも通りブラックコーヒーで眠気を吹き飛ばし、本日最初の目的地の場所を確認します。とりえあずコインランドリーへ行きたいので目的地周辺から検索し、近辺のコインランドリーへナビを設定し7時に出発です。
30分ほど車を運転し、コインランドリーへ到着しました。60分1000円で洗濯から乾燥までを全自動で行ってくれるので旅人にはありがたい機能です。コインランドリーに洗濯物を放り投げたら、車で5分ほど移動して目的地に到着です。
栗林公園
観光地名 | 栗林公園 |
住所 | 香川県高松市栗林町 |
入園料 | 大人410円、小人170円、未就学児は無料 団体割引有り |
駐車場 | 有料駐車場有り 東門駐車場:普通車30台(100円/25分)、バス13台(510円/30分) 北門駐車場:普通車32台(100円/25分) |
開園時間 | 日の出から日没まで 夏場は5:30〜19:00、冬場は7:00〜17:00(月によって異なる) |
栗林公園は、香川県に位置し国の特別名勝に指定されています。国の特別名勝は全国で36件しか指定されておりませんので、名勝地の中でも特段と優れているということですね。ちなみに栗林は「りつりん」と読みます。決して「くりばやし」でも「くりりん」でもありません。
栗林公園の開園時間は早朝から営業開始していました。早い時間に到着したので助かります。
散策中によく目に入ってきたのは松の木です。まだ旅を始めて数日ですが、もう何度も松を見かけました。
松竹梅のうち一番ランクの高いのが松と言われるように、いい場所には松があるんですよね。
栗林公園には一千本の手入れ松があるとのことで、松好きにはこの上なくたまらない場所です。
背景にある山は栗林公園の敷地とは別にある紫雲山ですが、いい景色の相乗効果でまさに絶景。特別名勝に指定されるだけの景色があります。高いところに上がって見る景色は最高でしたね。
そして、一周回ったところでちょうど60分経ちました。コインランドリーに洗濯物を引き取りに行ったあと次の目的地に向かいます。
父母ヶ浜
観光地名 | 父母ヶ浜 |
住所 | 香川県三豊市仁尾町 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料駐車場有り(普通車400台) |
入場時間 | 24時間 |
次に来た場所は、父母ヶ浜(ちちぶがはま)です。ここ父母ヶ浜では干潮と夕日という条件が揃うことで、絶景フォトが撮影できるとのことです。
しかし到着時間は午前11時なので夕日は見れないどころか干潮でもありません。更に悪条件として本日は曇りです。正直、ふ〜んって感じでしたね。今の条件だと普通の砂浜です。
親切にも絶景フォトの撮り方が書かれた看板が設置してありました。
今回はタイミングが悪く絶景フォトとは程遠い条件でしたが、次に来る時は最高のタイミングで来たいですね。
砂浜を歩き潮風に吹かれ少し黄昏れた後、次へ向かいました。
ところで香川県といえば、うどんですよね。車で少し走るだけでうどん屋を見かけます。いやうどん屋が乱立しているとの表現のほうが正しいのかもしれません。うどんの誘惑に吸い寄せられ、うどんでお腹を満たしました。
その後は山を登り、山を下り、もう一度山を登るとその先に目的地がありました。
祖谷のかずら橋
観光地名 | 祖谷のかずら橋 |
住所 | 徳島県三好市西祖谷山村 |
通行料 | 橋を通行する場合は、大人550円、小人350円 |
駐車場 | 有料駐車場多数有り |
通行可能時間 | 日の出から日没まで |
祖谷(いや)のかずら橋は、日本三奇橋の一つとされています。
かずら橋とは、シラクチカズラと呼ばれる植物などの葛類を編み込んで造られた橋のことです。徳島県には祖谷のかずら橋の他に、奥祖谷二重かずら橋が2本あります。また福井県にも1本のかずら橋があります。
いざ近くで見てみると、こういう造りの橋が存在するんだと感心しました。
約800年ほど前に架けられたのが始まりのようで、現在では数年に一度のペースで架け替えを行っているとのことですが、現在でもその架け替え技術が受け継がれていることに伝統を感じます。
橋は片足がスッポリと抜け落ちるほど隙間が空いています。
なので写真を撮ろうとカメラやスマホなどを持ち歩くと、足を踏み外した衝撃で持っていたものを落下させてしまう可能性があると感じました。
実際に誤って何かを落としたことがある人は何人もいるのではないでしょうか。
もし何かを落としたらきっと回収することはできませんので、橋を渡る際には手元・足元に十分注意したほうがいいですね。
橋を渡ってみた感想としては、個人的には全く恐怖を感じることなく手すりすら握らずにスタスタと歩くことができました。しかしその場にいた大多数の人は手すりを握りながらヨタヨタと歩いていましたね。もしあなたが高所恐怖症をお持ちなら、きっと最後まで渡り切ることはできないでしょう。
散策道から川の近くまで降りれる階段もありました。滑りやすい岩の上を歩くので転倒には注意が必要です。
近くには落差50mほどの滝、びわの滝があります。すぐ目の前で力強い水しぶきを浴びながら見ることができます。
草が生い茂った謎の階段がありました。少し行こうか迷いましたが、誰も行き来した気配を感じられませんでしたのでやめました。
かずら橋は毎晩ライトアップされているようで、その景色はとても幻想的な景色をしているようです。今回は祖谷のかずら橋だけでしたが、ここへはライトアップを見にもう一度来てみたいですし、奥祖谷二重かずら橋にも行ってみたいと思いました。
龍河洞
観光地名 | 龍河洞 |
住所 | 高知県香美市土佐山田町 |
入洞料 | 大人1200円、中学生700円、小学生550円 団体割引有り |
駐車場 | 無料駐車場多数有り |
入洞時間 | 3月1日〜11月30日(8:30~16:30) 12月1日〜2月末日(8:30~16:30) |
次に到着したのは、高知県に存在する日本三大鍾乳洞の一つとされる龍河洞です。
鍾乳洞の長さは約1kmで所要時間は約30分ほどです。基本的には登り続け、鍾乳洞を出てから階段で一気に降りるコースになります。登る高さは標高にして約80mあります。
鍾乳洞内の道は整備されていますが、狭人がすれ違うことができないほどの狭い箇所もあれば、身を屈めなければ通れないほど低い箇所もあります。
また鍾乳洞内に入った瞬間、一気に気温が下がります。ところどころ水滴がポタポタと落ちてくるので余計に寒く感じることでしょう。何か羽織るものを持っていくことをオススメします。
鍾乳洞の終盤にはプロジェクションマッピングが上映されるスポットもありますので、その神秘さをより体感できます。
駐車場から商店街を抜けてからエスカレーターを上がるとチケット販売所があります。そこで入銅券を購入し鍾乳洞内へと進みます。
記念の滝と呼ばれる、ライトアップされた滝がありました。
落差や滝幅はそれほど立派なものではありませんが、鍾乳洞内にあることでレア度がアップしますね。ライトアップが綺麗なので記念撮影してみてはいかがでしょうか。
その風貌から長い年月をかけて少しずつ作り上げられたんだと思わせる玉簾の滝です。
自然が作り上げるものはなぜこんなに神秘的にな形状をしているのでしょうか。不思議な感覚に陥ります。
龍河洞には、神の壺という弥生時代の壺が鍾乳洞と一体化したと言われる見所があるのですが、それを再現しようと昭和12年から現在まで85年間、神の壺のように鍾乳石に包まれるかの実験を行っています。
面白い試みですね。一体化するのはいつになることでしょうか。
鍾乳洞から外に出たら階段で一番下まで下ります。下りるだけなので体力的には大したことはありませんでした。
駐車場と龍河洞の間の商店街にガチャガチャもあり興味を惹かれました。ちょうど爪切りが欲しかったので即購入でした。究極の爪切りとは如何程の物でしょうか?ご覧ください。
道の駅やす
施設名 | 道の駅 やす |
住所 | 高知県香南市夜須町 |
駐車場 | 無料駐車場 |
営業時間 | トイレ・駐車場は24時間利用可 8:00~18:00(店舗によって異なる) |
道の駅やすにはビーチがすぐそばにある他、バーベキューやデイキャンプが楽しめるヤ・シィパークが併設されており、大いに賑わいを見せています。
キャンピングカーや車中泊するであろう車がたくさんありますので、静かなとこが好きな人には向いていないかもしれません。
ヤ・シィパークの名の通り、ヤシの木が沢山あります。
ちなみにここのヤシの品種は、ワシントンヤシだそうです。
ビーチから見る夕日はとても綺麗でした。旅の疲れを癒やす黄昏のひと時です。
今日の報告
感想
山道をドライブするのは疲れますね。狭い道が続くと、果たしてこの道で合っているのか不安になることもあります。ただドライブ中は渓谷が見えたり長閑な山の景色があったりと、バイクでツーリングしたら気持ちいいだろうなと感じました。まぁバイクの免許はないんですけど。
あと昨日の夜から今日の朝の間で寒くて目が覚めることがあったので、毛布のようなものを購入したいですね。
移動
本日の移動
└ 香川→徳島→高知
Googleタイムラインより
├ 移動距離:207km
└ 運転時間:7時間50分
費用
施設入場料、駐車場代など | 3,000円 |
高速料金、ガソリン代など | 0円 |
食事代、日用品代など | 5,000円 |
合計 | 8,000円 |