おはようございます、森山です。
道の駅みきでの車中泊はとても快適でした。昨晩は21時頃に就寝し朝は6時起床しましたが、途中で目が覚めることがなかったのできっと静かな道の駅だったということなのでしょう。また、目を覚ました時には車中泊の車がたくさん停まっており、人気の道の駅であることがわかりました。
というわけで9時間ぐっすりと眠れましたので体力は全快です。さらに朝の準備では、両目のコンタクトが1発で入るという幸運を引き連れて今日という日を歩みます。
本日も悪天候の予報です。現在は曇り、午後から雨予報。7時に出発して車で30分ほどで最初の目的地です。
生石神社
観光地名 | 生石神社 石乃寶殿 |
住所 | 兵庫県高砂市阿弥陀町 |
入場料 | 生石神社は入場無料。 石乃寶殿は拝観料大人100円、小人50円。 |
駐車場 | 無料駐車場有り |
参拝時間 | 24時間 |
まず始めに来た場所は生石神社です。読み方は、おうしこ神社と読みます。
ここには、日本三奇の一つとされている石乃寶殿があります。石乃寶殿は高さ5.7m、幅6.4m、奥行き7.2mの大きな石で、水面に浮かんでいるように見えるその奇妙な姿から日本三奇の一つとされているのですが、自然に出来た石ではなく誰かが何かのために運んできたとも言われています。しかしこれほどの大きさの石をどうやって運んだのかも謎に満ちており、それがまた日本三奇の一つとされる一因となっているのだと思われます。
生石神社に到着したのは7時30分でした。朝早いためか他の参拝客の姿はありませんでした。
石乃寶殿はここでのメインイベントなので後で楽しむことにし、先に周辺を散策していると宝殿山山上公園登口を発見したので行ってみました。
目の前には岩を削って造ったであろう石段がありました。石段は昨日の雨で足元が非常に滑りやすく何度か転倒しそうになりましたが、何とか山頂まで登り切ることができました。徒歩数分でたどり着くので特別距離が長いというわけではありません。
山頂には大正天皇行幸之跡の碑がありました。また、四阿とベンチもあり座って休むこともできます。
この辺り一帯は岩山が点在していることが特徴的の地域で、採石によって露出された岩肌の姿や高砂市の街並みを一望することができます。
そして周辺の散策を終えた後は、目的の日本三奇石乃寶殿を拝みに神社の中心へと移動しました。
石乃寶殿入口は綺麗に整備されており期待が高まりました。また、入口には拝観料を入れる箱が置いてあったので料金を支払い、いざ入場です。
入場すると目の前には、しめ縄が飾られた巨大な姿をした石乃寶殿が存在感を放っていました。その姿には驚愕しましたね。日本三奇にふさわしい圧倒的な存在感。そしてそこに宿る不思議な力。その姿は奇妙ではありますが、まさにパワースポットといった雰囲気を醸し出していました。
場内は割と狭いので、中からでは石乃寶殿全体を画角に収めることが出来ませんでした。もし全体を写したいなら広角レンズのようなものを使用する必要があります。
石乃寶殿の周りには細い通路がありますので一周することができます。ただ足を踏み外すと水に落ちてしまうので足元には細心の注意が必要です。
石乃寶殿の周りをグルリと一周し、パワーに満ち溢れた私は次の目的地に向かいました。
ちなみに先程行った山頂までの石段を少し上がれば、石乃寶殿全体を見渡すことが可能です。
近くで見ようが上から見ようが、独特な雰囲気を放っていて見ごたえがあることには変わりありません。
姫路城
観光地名 | 姫路城 |
住所 | 兵庫県姫路市本町 |
入城料 | 大人(18才以上)1000円。 小人(小学生・中学生・高校生)300円。 団体割引有り。 |
駐車場 | 有料駐車場多数有り |
開城時間 | 9:00〜17:00(閉門は16:00) |
姫路城は日本三名城の一つとされていますが、優れた点はそれだけではありません。日本の国宝に指定されており、さらには世界遺産にも登録されているまさに別格の城です。日本の城の中では一番有名な城と言っても過言ではないでしょう。
姫路城は、地階と1階〜6階の城構成となっています。各階のフロアマップと見どころは以下の通りです。
- 地階の見どころ
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厠、東大柱、西大柱、流し
- 一階の見どころ
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筋交、石落し、六葉釘隠し
- 二階の見どころ
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破風の間、出格子窓、武具掛け、武具庫
- 三階の見どころ
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武者隠し、東大柱、西大柱、内室
- 四階の見どころ
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高窓、石打棚、内室
- 五階の見どころ
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東大柱、西大柱
- 六階の見どころ
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長壁神社、幻の窓
個人的に好きだと感じたのは武具掛けでした。
刀が収められている姿を想像して、昔は命を懸けて戦ってたんだなぁと感慨深くなり、なんだか見入ってしましました。
6階では城下を見晴らすことができますが、格子窓から城下を見下ろす造りだったので、開放感に欠けて物足りなさがありました。安全に配慮しての造りなので仕方のないことではありますね。
天守から出た後は城内を散策しているとカメランスタンドを発見しました。
そのカメラスタンドに置いて撮ったものがこれです。非常に良いアングルで姫路城を収めることができます。
姫路城のすぐ近くには好古園という庭園もありました。姫路城の入場料は大人1000円ですが、好古園とセットの購入であれば大人1050円で両方を楽しむことができます。
私は好古園には行かずに次の目的地へ向かいます。
と、その前に、
最近は雨天続きなので歩いていると靴が滑って転びそうになる時がよくあります。そういった理由もあって、ふと気になったんです。車のタイヤの点検してないけど大丈夫かな?と。
そこでタイヤを見てみると、溝自体にはスリップサインは出ていなかったので、まだまだしばらく走れそうでしたが、ところどころクラックが発生していました。
製造年週をみたら2015年の45週目だったので、大体7年使ってることになります。
これはまずいと思いすぐにタイヤ交換することにしました。近くのカー用品店へ行きタイヤを即購入。タイヤ交換費用は工賃込みで75,000円と手痛い出費でした。しかし本来であれば出発前に点検して交換しておくべきだったと反省しました。
ちなみに、交換したタイヤを見せてもらいクラックがどのくらいまで深さがあったのか確認のために広げてみると、奥深くまで切れ込みが入っていました。
ここで気付くことができて本当に運が良かったです。気付かずに走り続けていたらと思うとゾッとします。
備前龍穴
観光地名 | 備前龍穴 |
住所 | 岡山県瀬戸内市長船町 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料駐車場 |
営業時間 | 24時間 |
日本三大龍穴のうちの一つとされる、備前龍穴のりゅうごん様に会いに行きました。りゅうごん様は、湯次神社の裏の山にいるとのことなのでまずは湯次神社を目指します。
湯次神社への車でのルートですが、行きは国道2号線から県道425号のルート(東側のルート)から、帰りは県道381号線から国道2号線(西側のルート)を使用しました。
東側の国道2号線から県道425号線を通るルートは、とにかく狭い道が続くため対向車が来ると面倒な思いをするのでなるべく西側の県道381号線を通るルートを使用したほうがいいです。
これは実際に県道425号線の狭いルートを通っている時の写真です。このような細い道が延々と続き、対向車が来ては右往左往するということが何度かありました。
苦労して運転し、何とか目的地の湯次神社に到着しました。
駐車場に停め辺りを散策すると、りゅうごん様への案内看板を見つけました。なるほど、700mほど山を登ればいいわけですね。
一人で歩くのがやっとなほどの狭く険しい道を歩き続けます。しかも今日は雨なので足元はぬかるんでいて滑りやすいですし、傘をさしていますがそれでも服はビショビショに濡れていきます。
途中で数分間だけ休憩しましたが、悪天候の中歩き続けること約20分。息を切らせてやっとの思いでりゅうごん様まで20mの看板とりゅうごん様らしき存在を確認しました。
これまでに何人もの人が来ているようで、たくさんのお賽銭がされていました。これにて目標達成です。さて帰りますか。
後からデータを整理している時に思ったのですが、私がたどり着いた場所はりゅうごん様ではなかったのではないかと疑念を抱いています。
というのも、マップの写真を見ていたのですが、私がたどり着いた場所は謎の石積遺跡であって、りゅうごん様はその奥にいたのではないかと思っています。今となってはもう少し先に進んで周りを確認しておけば良かったと思いますが、その時は本当に登り疲れていて到着した安堵で辺りを散策する気が起きなかったですね。
備前龍穴のりゅうごん様の情報ってインターネットで調べても謎に包まれているんですよね。だからこそ気付かなかったというのもあると思います。
次に行くことがあれば、りゅうごん様と石積遺跡をこの目で確認したいと思います。
岡山後楽園
観光地名 | 岡山後楽園 |
住所 | 岡山県岡山市北区 |
入園料 | 大人410円、シニア140円、高校生以下無料 団体割引有り |
駐車場 | 有料駐車場あり 普通車570台(100円/h)、バス10台(620円/h) |
開園時間 | 3月20日から9月30日(7:30〜18:00、入園は17:45まで) 10月1日から3月19日(8:00〜17:00、入園は16:45まで) |
次に来たのは日本三名園のうちの一つとされる、岡山後楽園です。
園内は植物や建物でゴチャゴチャしておらず広いスペースを有効活用しているような造りで、芝生が一面に広がっている箇所では開放感がとても気持ちよく、とてもいい雰囲気をしていました。
岡山後楽園では世界に数千羽しか生存していないと言われるタンチョウを8羽飼育しています。
秋から冬にかけては、タンチョウを園内に放すイベントも行っているようで、運が良ければ園内を散策するタンチョウに出会えるそうです。
ちなみに岡山県には他にもタンチョウを飼育している施設がいくつかあるとのことです。
高い所から見晴したいのであれば、唯心山に登るといいでしょう。
唯心山は約6mの築山でそれほど高い山ではありませんが、広々とした園内の景色を一望できます。
園内をグルリと回っている時にこんな橋を見つけました。個人的にはこういう緑の大地にポツンとある人工物が好きですね。
栄唱橋との名前ですが、つい先日まで架け替え工事のため通行止めになっていたようです。
娘の成人式の写真はこういうところで撮りたいなって思いました。娘おらんけど。
後楽園の散策を終えて時刻は夕方に差し掛かっております。銭湯でサクッと汗を流してから本日車中泊する道の駅へ向かいました。
17時に道の駅みやま公園に到着。そこで明日の予定を考えていると、瀬戸大橋の途中にある与島サービスエリアでも車中泊できることを知り急遽そちらへ移動しました。
与島サービスエリア
施設名 | 与島パーキングエリア |
住所 | 香川県坂出市与島町 |
駐車場 | 無料駐車場 普通車335台、大型60台 |
営業時間 | トイレ・駐車場は24時間利用可 8:00~21:00(店舗によって異なる) |
本日の車中泊は与島パーキングエリアに決定しました。与島パーキングエリアは人の出入りが多いためか、施設の営業時間が遅くまでやっているようでした。
ここでは、”伊吹産のイリコで丁寧に作られたダシが決めて!!”と謳われた与島ラーメンミニチャーハンセット1000円を食べました。
疲れた身体に染みるぜ〜って気持ちになりました。うまかったな〜。
与島パーキングエリアでは展望台や芝生広場があり、瀬戸大橋を一望することができます。瀬戸大橋完成を記念したモニュメントや瀬戸大橋を背景にして、記念撮影してはいかがでしょうか。
今日の報告
感想
今日思ったことが2つあります。
関西付近を走行中にGoogleMapの音声が関西弁になったように感じました。現在地によって自動で方言が選択されるのか?と思いましたが、調べた所勘違いだったようです。でも自動で方言を選択してくれる機能があったら面白いよね。って思いました。
あと高速道路の料金って休日割引とか深夜割引があるんですけど、それが適応されるタイミングっていつなのかなって気になりました。今回みたいにパーキングエリアで車中泊すると入ったタイミングと出るタイミングに大きなタイムラグが発生するんですけど、そこんとこどうなのって感じですよね。
気になって調べてみたんですが、適応されるタイミングは3パターンあるらしいです。
①入る時間が割引対象時間だった場合
②出る時間が割引対象時間だった場合
③割引対象時間前に入って、割引対象時間後に出る場合
①と②はまあそうだろうとして、③も場合もいいんだって感心しましたね。車中泊とかだった場合はうまく利用すればお得に旅できるんだと思います。
移動
本日の移動
└ 兵庫→岡山→香川
Googleタイムラインより
├ 移動距離:159km
└ 運転時間:6時間48分
費用
施設入場料、駐車場代など | 4,000円 |
高速料金、ガソリン代など | 5,000円 |
食事代、日用品代など | 3,000円 |
タイヤ交換 | 75,000円 |
合計 | 87,000円 |