おはようございます、森山です。
本日は道の駅かつやまから出発します。最初の目的地はすぐ近くにありますので、さっそく行ってみましょう。
大石公園
観光地名 | 大石公園 |
住所 | 山梨県南都留郡富士河口湖町大石 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
入場時間 | 24時間 |
本日最初の目的地は大石公園です。大石公園では河口湖の水面に富士山が反射され、上下反転された逆さ富士を見ることができる有名スポットです。また河口湖周辺はラベンダー畑があることでも有名であり、毎年6月下旬~7月中旬にはハーブフェスティバルと称したイベントが開催され、紫色のラベンダーに囲まれた幻想的な富士山を見ることができます。
ところが今日の空も雲で覆われており、富士山がどの方面にあるのかも全くわかりません。ラベンダーの時期とも外れているので、特に心に響くものは何もありませんでした。
少し物足りなさを感じますが周辺を少しだけ散策して次の目的地に行くことにしました。
富士山の集いモニュメント
全国の「○○富士」の名称が付いている山の石を集めて造った富士山のモニュメントです。
次の目的地は山梨県の中心部に近づくので富士山から離れますが夕方には静岡の富士山の近くを通る予定なので、もし天気が良くなれば富士山を一望できる場所を探す方針にします。最低でも1回は富士山を眺めたいですね。
猿橋
観光地名 | 猿橋 |
住所 | 山梨県大月市猿橋町 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
入場時間 | 24時間 |
さて次は日本三奇橋の一つとされる猿橋にやって来ました。猿橋は、甲斐の猿橋と地名を入れて呼ばれることもあります。
初めて架けられた時期は西暦600年頃と言われています。江戸時代には戦の要地となったようで、古くからの歴史や伝説が語られる橋です。それ以降の記録によると架え替えが9回と修復が数十回も行われ今に至るとのことで、現在では川の上下流両側に新猿橋が架けられており橋の利用価値は少なくなりましたが、名勝地として人気を博しています。
猿橋の入口にはわかりやすく門が立てられています。ここを過ぎると5台ほどしか停められない小さな駐車場があります。運良く空いていたので利用しましたが、狭すぎるがゆえに出るとき少し苦労しました。
近くに設置されている駐車場案内看板によると、付近には4つ無料駐車場が完備されているようです。
日本三奇橋と呼ばれるだけあって構造が複雑そうに見えます。しかし橋の知識なんてありませんから、本当に複雑な構造なのかはよくわかりません。あくまで主観での話です。
木製の複雑そうな橋、それが私にとっての猿橋。
猿橋付近を散策すると分岐道がありました。右に進めば名勝猿橋展望台、左に進めば猿橋近隣公園とのことです。今回の目的は猿橋なので猿橋展望台へ直行です。
展望台は決して立派なものではありませんでした。展望台だと知らなければ、手すりが設置されている行き止まりって感じの雰囲気でした。
低い位置から猿橋を見上げて眺めることができますが、少し距離が遠く、木の邪魔もあって橋をよく見れませんでした。ただ、周辺の渓谷の景色は良かったので橋を見るより渓谷を見るのに向いている展望台ですね。
駐車場に戻ると面白いものを発見しました。
三猿塔
上から順に、見ざる🙈・聞かざる🙉・言わざる🙊の姿勢をとった猿の塔です。駐車場にモニュメントとして設置されていました。
三猿(さんざる、さんえん)とは3匹の猿が両手でそれぞれ目、耳、口を隠している意匠である。「見ざる、言わざる、聞かざる」という叡智の3つの秘密を示している像である。
wikipedia三猿より
三猿といえば日光東照宮で特に有名だと思いますが、ここにもあったんですね。
ちなみに、日本では三猿として知られていますが、海外には四猿として知られている国もあります。見ざる聞かざる言わざるに”せざる”を加えた四猿ですが、この場合の”せざる”は股間に手を当てた姿をしており、浮気をしないなどの禁欲を暗示しているそうです。
昇仙峡
観光地名 | 昇仙峡 |
住所 | 山梨県甲府市 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
入場時間 | 24時間 |
山梨県の市街地を抜け、しばらく山道を走りやって来た場所は昇仙峡です。昇仙峡は御嶽昇仙峡とも呼ばれ国の特別名勝に指定されている観光スポットです。
事前に入手した情報によると、昇仙峡をそのままナビに入力すると行き止まり道に案内されるらしいので、昇仙峡グリーンライン県営駐車場を目的地にしました。
昇仙峡グリーンライン県営駐車場に到着です。たくさんの車が停まっており、とても人気の観光地だということがわかります。なお、駐車場は無料で利用できます。
とりあえず設置された観光案内マップをみて情報収集しました。その後、ここで昼飯にして今後の予定を考えました。
甲州おざら
麺が冷たく汁が暖かい、つけ麺タイプのほうとうです。山梨県の名産であるぶどうも付いています。
昇仙峡は主に、仙娥滝・石門・覚円峰が見所のようです。とりあえず目標を仙娥滝にして後は流れで見て回ることにします。しかし、ここの駐車場からだと徒歩で30分〜40分ほど遊歩道を歩くことになります。さすがに往復1時間半も歩きたくないので別の駐車場を検索すると上流側にも駐車場があるのが判明しました。そこの駐車場は仙娥滝まで徒歩10分ほどでたどり着けるようです。
というわけで滝上駐車場に移動しました。駐車場は砂利が敷かれて整備されていましたが、他の車が1台ポツンと駐車されていただけでした。さらには出入口が二つありましたが一箇所は閉鎖されており、ホントに停めて良いのか戸惑いました。人の気配が無いだけに車上荒らしのリスクも感じましたが、そこは楽観的に考え利用することにしました。
ここから仙娥滝まで散策しましたが、色々と面白そうな観光施設をいくつか見かけました。他には、ご自由に停めてくださいと書かれた看板のある駐車場が数カ所ありましたし、店舗利用者専用駐車場もありました。ハイキングを目的にするのか観光施設を目的にするのかによって、利用する駐車場を選択したほうがいいですね。
仙娥滝入口に到着です。仙娥滝入口と書かれていますが、あるのは仙娥滝だけではありません。ニュアンスとしては昇仙峡散策道入口のほうが近いと思います。
心地よい風鈴の音色に引き寄せられました。特に案内看板が見当たらないので何を模しているのかはよくわかりませんが、ハート型をしているモニュメントように見えます。
散策道を少し歩き階段を下りると仙娥滝に到着です。
虹が架かって綺麗な滝でした。思えばこの旅では滝を何度も見かけましたが、虹の架かった滝は初めてですね。
この写真からでは滝があまり見れずに残念ですね。もうちょっといいアングルから撮った気がしますが、データがありませんでした。虹に見惚れて撮り忘れたのかもしれません。
仙娥滝から徒歩3分ほどの位置には石門があります。その名の通り石で造られた門ですね。
おそらく誰かが意図的に彫ったわけではなく、自然が作り上げた姿だと思いますが真相はわかりません。
美しい峡谷とそれにふさわしい岩肌、特別名勝の名にふさわしい峡谷美を感じました。川のせせらぎを聞きながら、のんびり散策するのも気持ちよさそうですね。
三保の松原
観光地名 | 三保の松原 |
住所 | 静岡県静岡市清水区三保 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料駐車場 |
入場時間 | 24時間 |
三保の松原は日本三大松原のうちの一つとされており、さらには新日本三景のうちの一つともされています。
これにて日本三大松原(虹の松原、気比の松原、三保の松原)と新日本三景(耶馬渓、大沼公園、三保の松原)のダブル制覇を達成です。
他の松原は、松が乱雑に生えておりギッシリ詰まっている印象でしたが、三保の松原はそうではありませんでした。羽衣の松(三代目)と称して太くて大きい松が見所として強調されており、観光客を意識しているなと感じました。
新三景之碑を割とわかりやすい位置で発見しました。
新日本三景のうち、大沼公園では奥まった場所に新三景之碑が設置されており探し出す苦労しました。
耶馬渓では新三景之碑を発見していません。そもそも探してすらいませんでしたが、この目で一目見ておきたかったと今更ながら後悔です。
三保の松原の砂浜は、灰色に近い色をした砂だったので、よくある白い砂浜と比べると決して綺麗とは言えません。その点で言えば気比の松原の砂浜は白く美しい理想的な砂浜でした。
砂浜からは天気が良ければ富士山が見えるとのことでしたが、あいにくの曇り空でした。富士山がどこにあるのかすら検討もつきません。
結局、富士山を見るチャンスは2日間ありましたが、マトモに富士山を見ることはできませんでした。あぁ残念。
道の駅 宇津ノ谷峠(静岡側 下り)
施設名 | 道の駅 宇津ノ谷峠(静岡側 下り) |
住所 | 静岡県静岡市駿河区宇津ノ谷 |
駐車場 | 無料駐車場 |
営業時間 | トイレ・駐車場は24時間利用可 7:00~19:00(店舗によって異なる) |
本日の車中泊は道の駅宇津ノ谷峠(静岡側 下り)です。反対側の上り車線には道の駅宇津ノ谷峠(藤枝側 上り)があります。常に交通量の多い国道1号線沿いに位置しているためか他の道の駅よりも営業時間が比較的長めですが、国道を走るトラックの走行音が若干うるさいので静かな場所で車中泊したい方には向いていないかもしれません。
今日の報告
感想
明日帰るので今日が最後の車中泊です。長かったような短かったような、もっと旅したいような家のベッドでゆっくり休みたいような、色んな気持ちが駆け巡りますが最後まで油断せずに安全運転で帰ります。
移動
本日の移動
└ 山梨→静岡
Googleタイムラインより
├ 移動距離:231km
└ 運転時間:6時間25分
費用
施設入場料、駐車場代など | 0円 |
高速料金、ガソリン代など | 0円 |
食事代、日用品代など | 3,000円 |
合計 | 3,000円 |