【日本一周】車中泊ひとり旅part36(千葉→東京→埼玉→東京)

清水渓流広場の亀岩の洞窟

おはようございます、森山です。

本日は道の駅ふれあいパーク・きみつで車中泊をしました。今日は6時に起きましたが早起きしたのには理由があって、それは6時半には到着したい場所があるからなんです。

6時に目を覚ました直後に外からアナウンスのような音が聞こえました。あまり良く聞こえなかったんですけど、昨晩から車を停めている人は7時までに出るように、のように聞こえた気がしますが定かではありません。私が言われたのか、別の場所でのアナウンスなのか、そもそもただの聞き間違いなのか。まぁ早朝から何かしらのアナウンスがあったことは間違いありません。という話でした。

目次

清水渓流広場

観光地名清水渓流広場
住所千葉県君津市笹
入場料無料
駐車場無料駐車場あり
入場時間24時間

時刻は朝の6時半。到着した場所は清水渓流広場です。ここには特定の時期、そして特定の時間、太陽の光によって突如としてハートの光が現れる洞窟があるのです。その洞窟の名前は亀岩の洞窟と呼ばれ、知る人ぞ知る撮影スポットになっています。

こんなに早朝の時間帯でも第一駐車場は満車で停められませんでした。しかしすぐ近くには第二駐車場があるので問題ありません。第二駐車場はしっかり空いていました。

駐車場から遊歩道を300mほど歩くと、幸運の鐘とカメラスタンドが設置された撮影スポットらしき場所がありましたが、ここには興味がないのでスルーです。そしてついに洞窟の見える位置まで到着しました。

案内看板には3月と9月の彼岸時期の朝日(6:40〜7:20頃)がシャッターチャンスと書かれています。もちろんこの情報は事前に入手しているからこそこの時間に訪れているわけです。

今日は9月下旬、時刻は6時30分、天候は晴れ。条件は揃っています。さて参りましょうか。

撮影スポットには今か今かと待ちわびる人が既に50人ほど待機していまいた。長靴を履いて機動性抜群の人やカメラの三脚を立てて撮影準備が万端な人。きっと毎朝のように訪れている有識者の方もいることでしょう。

清水渓流広場の亀岩の洞窟

結論からいうと6時半から7時半まで待機しましたが、ハートの光は現れませんでした。写真は最も光が差し込んだ状況のものです。今回見れたのは洞窟の左上に少しだけ光が差し込んだだけの状態した。

7時過ぎた頃には少しずつ人が帰り始めており、7時半には多くの人が諦めて帰り始めていました。

どういう仕組みでハートになるのか。洞窟内で光が反射してハートになるのだろうか。時期と時間は良いが、天候が良くなかったのだろうか。そもそも時期が悪かったのだろうか。全て謎です。

時期、時間、天候などの条件は完璧だと思いましたが見ることはできませんでした。きっと一年に数度しか見ることのできないレアスポットなんだと思います。

日本寺

観光地名日本寺
住所千葉県安房郡鋸南町
入場料大人700円、小人400円
駐車場無料駐車場あり
有料駐車場(有料道路)あり
入場時間8:00〜17:00

日本寺の名前はあまり知られていないかもしれませんが、「鋸山・地獄のぞき」なら聞いたことがあるのではないでしょうか。そうです、あの有名な突き出した崖のことです。それがここ日本寺にあるのです。

というわけ地獄のぞきを見に来ました。

まずは無料駐車場にやって来ました。しかし開門前だったのでまだ門は開いていません。しばらく情報収集していると、別の場所にある有料駐車場を利用したほうがいいとの情報を発見しました。なぜなら無料駐車場から地獄のぞきまで行こうとすると、たくさんの階段を上がる必要があり片道約40分かかるとのことでした。

もう聞いただけでしんどいので、もう少し楽なルートに変更すべく有料駐車場へ移動することにしました。

有料駐車場へのアクセスは、有料道路(鋸山登山自動車道)の通行料込みで往復1000円の料金となります。入口料金所での先払いなので帰りはそのまま通過しても大丈夫です。なお日本寺の拝観料は別料金になりますのでご注意ください。もし車ではない方法で行く場合には、山の麓にある鋸山ロープウェイでを利用することで山頂付近まで行くことができます。

有料道路から行ける場所にある駐車場は、山頂付近の駐車場が1箇所と山の中腹部に1箇所の合計2箇所利用できます。まずは地獄のぞきを見るべく山頂付近の駐車場を利用しました。

日本寺の山頂入口

駐車場の目の前には料金所入口があります。そこで料金を支払い入場します。またここでは園内マップをもらえますので必ず受け取っておきましょう。境内は広いのでマップがあると便利です。

看板には日本一の磨崖仏と書かれていますが、磨崖仏とは自然の岩壁などの一枚岩を彫刻して造られた仏像のことです。ここには地獄のぞき以外に、磨崖仏としては日本一の大きさを誇る大仏があります。

有料駐車場から地獄のぞきまでは約20分で、基本的には緩やかな上り階段が続きます。

結構しんどいので、水分を事前に準備しておくことと歩きやすい靴を履いてきたほうがいいですね。

途中で分岐ルートがありました。

左に行けば百尺観音。右に行けば頂上展望台、地獄のぞき、千五百羅漢、大仏薬師本殿となっています。

まずは左に行くことにしました。ほら、迷路とかでも左壁に沿って歩くといいって言うでしょ。左手の法則ってやつです。左側に少し進むと広場があり、そこには百尺観音がありました。

日本寺の百尺観音

百尺観音を見た第一印象は"でかい"です。その次に思ったのは"すごい"です。

大きさは約30mで、岩を掘って造られた観音様です。これだけの岩を彫るのって相当時間かかりそうですよね。完成まで6年の歳月を費やしたんだそうです。

この広場ではスタッフの方が落ち葉の掃除をしていました。すると話しかけられ、料金所から一旦出るとラピュタの壁があるとオススメされました。オススメされたからには行かないわけにはいきません。ジブリのラピュタを想像し、ラピュタってなんか印象的な壁なんてあったっけ?と考えながらそちらへ向かいました。ちなみに、料金所への再入場に料金はかかりませんのでご安心を。

この料金所はハイキングコースからの出入口となっており、息切らしながら登ってくる人の姿を見かけました。どうやら相当険しいルートのようですね。

日本寺のラピュタの壁

ラピュタの壁に到着です。ここは以前は石切場だったとのことで、現在は崖の岩が垂直に切り取られた跡になっています。

ここからの景色が天空の城ラピュタを連想することから、ラピュタの壁と名付けられたとのことですが、私にはラピュタのどこのシーンなのかは連想できませんでした。想像力の欠落ですね。でも景色は綺麗でしたよ。

では先程の分岐の道に戻り、右側の地獄のぞきのルートを進みます。少し階段を上ると展望台がありました。

日本寺の地獄のぞき

展望台からの景色です。有名な場所なので何度も見たことがある景色なのではないでしょうか。

あの崖の上には手すりが設置されているので立つことができます。もし誰かと一緒に行ったのであれば、地獄のぞきに立っている写真を撮ってみたかったですね。

崖の手前の階段が歩くにくいです。いや階段と呼べる代物ではありません。岩がデコボコしているだけで人が歩けるように整備されているわけではありません。行きたい人は勝手にどうぞスタイルでした。

地獄のぞきからの景色

はい、崖の上に立ちました。観光地名が地獄のぞきなので、下を覗くと地獄が見えるのかなと少し思い下を覗きましたが、特に地獄のような何かは見えませんでした。

あと人によるとは思いますが、私は特に恐怖心とかは感じませんでした。手すりが設置されているので安全なのと景色が綺麗なことが相まって、怖さを感じにくいと環境なんだと思います。

この次はもう一つの見所である大仏を見に行くことにしましたが、ルートは2パターンあります。

1つはこのまま階段を下りて大仏まで行く方法です。しかし戻り道では階段を上る必要があり相当しんどい思いをすることが目に見えています。

もう1つは一度駐車場に戻り、山の中腹部にある駐車場まで移動してから大仏まで行く方法です。おそらく階段を上り下りしないほうが楽なので、一度駐車場に戻ることにしました。

日本寺の大仏口

というわけで山の中腹部の駐車場に移動しました。ここの出入口は大仏口となっています。

入場券は当日ならどこからでも出入り自由なので、再度拝観料を支払う必要はありません。

大仏までの道は階段がなく緩やかな下り坂が続いていました。徒歩にして5分程度で到着です。

日本寺の大仏

大仏
この大仏様は正しくは薬師瑠璃光如来と称されます。高さは31.05mもあり、磨崖仏としては日本一の大きさの大仏様です。

日本寺の大黒堂

大黒堂

日本寺の薬師本殿

薬師本殿

日本寺の通天窟

通天窟

気の赴くまま散策しましたが適度に休憩を挟まないと息が切れて苦しかったです。境内は相当広いので料金所入口では必ず境内マップを受け取っておきましょう。マップがないと迷子になる可能性がありますし、道を間違えたなら無駄に階段を上り下りすることになりかねません。

駐車場の利用についてですが、無料駐車場からだと相当しんどい道のりになります。体力に自信がないのであれば有料駐車場の利用をおすすめします。

海ほたるPA

観光地名海ほたるPA
住所千葉県木更津市中島
入場料無料
駐車場無料駐車場あり
入場時間24時間

アクアラインを通過するだけのつもりでしたが、海ほたるPAを見つけたので寄ることにしました。今までの記事の流れだと寄っただけの道の駅のことは詳しく書いていませんでしたが、とても居心地がよくまた来てみたい気持ちになったので書くことにしました。

ここには海関係のモニュメントがたくさん設置されており撮影スポットとして人気のようでした。まあそれはどうでもいいんですが、それとは別に心を惹かれたものがありました。それはアクアラインのトンネル工事に使用した機械の一部です。

シールドマシンのカッターフェイス

海底トンネルを掘るのに使用したシールドマシンのカッターフェイスに心を惹かれたわけですが、この機械は要するに「穴を掘るための機械の刃」を復元したものです。それを記念碑として設置してあるんです。近くまで行くとめちゃめちゃでかくてですね、直径は14.14mもあります。

何が言いたいかというと、海底にトンネルを掘る技術に関心しました。なぜ海底にトンネルを掘ろうと思うのか。どうやって掘る方法を思いつくのか。どうやってこんな機械を作るのか。そういった技術力に興味が湧いてしまいます。

機械の仕組みも不思議ですが、電子回路の仕組みとか、インターネットの仕組みとか、世の中にはわからないことだらけです。気になって調べてみても到底理解できるものではありません。考えれば考えるほど謎が深まってしまいます。

成功と失敗を繰り返しながら色んな技術が発展し続けているわけですが、そういった専門知識を持っていてそれを活用できる人には尊敬しますよね。

大人になってから若い頃にもっと勉強しておけばよかったと思う理由は、こういった大人になって初めて興味が湧いたものに対して、理解することが難しいことが原因の一つにあると思います。

海ほたるPAのち〜ば丼

ち〜ば丼、食べました。

ち〜ば丼
金目鯛、鰯の梅煮、あさり、さんがフライ、卵焼き、ねぎ、きゅうり、生姜を乗せた賑やかな丼。

公式サイトより

千葉の名産品なのか、はたまた地元でとれた食材を使用しているのか、ちょっとわかりかねます。

飯食ったから次行きます!

上野恩賜公園

上野恩賜公園
観光地名上野恩賜公園
住所東京都台東区上野公園
入場料無料
駐車場有料駐車場あり
入場時間24時間

東京上野といえば、たくさんの観光スポットが密集しています。その中でも真っ先に動物園が思い浮かぶという人が多いかと思われます。ところが今回の目的地は動物園ではありません。今までの旅では主に景勝地を見てきましたが、今回は趣向を変えて芸術に触れようかと思い、国立西洋美術館に行くことにしました。自分の中に眠っているアートの才能を呼び起こし、感覚を研ぎ澄ませようと思います。

利用した駐車場は上野パーキングセンターです。この駐車場の目と鼻の先には上野恩賜公園が広がっています。そこから一直線に国立西洋美術館へ向かいました。

国立西洋美術館

ところが、国立西洋美術館は定休日でした。

仕方がないので第二候補である東京国立博物館に向かいましたが、こちらも休館日でした。ちなみに動物園も休園日でしたし、この辺り一帯はほとんど休館していました。

スタバは営業しておりたくさんのお客さんがテラス席でくつろいでいましたが、基本的に上野エリアは月曜日が休みのようですね。

よくよく調べてみると、月曜日が休館日なのは上野エリアに限った話ではないようです。全国の美術館等の休館日は月曜日になることが多いようですね。そんな常識も知りませんでした。

というわけで、上野恩賜公園周辺を散策しただけですね。公園内にはギター弾いてる人がいて心地よい時間が流れていました。割と沢山の人がいましたが月曜日以外の日はもっと人混みになるかと思われます。

東京周辺の運転はしんどいので、これ以上どこかに行こうという気持ちにはなりません。したがいまして東京はこれで離れることにしましたが、大都会東京への憧れの気持ちが少し芽生えました。次は車中泊旅ではなく電車とかでゆっくり観光してみたいと思います。

ところざわサクラタウン

ところざわサクラタウン
観光地名ところざわサクラタウン
住所埼玉県所沢市東所沢和田
入場料無料
駐車場有料駐車場あり
入場時間ところざわサクラタウン構内は24時間入場可能
その他は施設によって異なる

ところざわサクラタウンにやって来ました。以前より武蔵野樹林パークが少しだけ気になっていたからです。

武蔵野パークは夜になると光る玉が100個くらい置いてあります。外の通路からでも見ることができますが、入場料を支払うことで中の散策道に入ることが可能です。

夜のライトアップされた景色はきっと綺麗なんだと思いますが、昼間の景色は何か思ってたのと違いました。

ところざわサクラタウンには角川武蔵野ミュージアムも併設されています。ここがオープンしたのは2年前と比較的最近のことで、フロア一面が本棚に囲まれた本棚劇場と呼ばれる見所があります。当時ニュースで見た時には興味が湧きましたが、今となっては特に行きたいとは思いませんでしたのでこのまま埼玉を離れることにしました。

道の駅 八王子滝山

施設名道の駅 八王子滝山
住所東京都八王子市滝山町
駐車場無料駐車場
営業時間トイレ・駐車場は24時間利用可
9:00~18:00(店舗によって異なる)

本日の車中泊は、道の駅八王子滝山です。運転がしんどかったので近くの車中泊場所を探したところ、ここしかありませんでした。どうやらここは東京で唯一の道の駅らしいです。

駐車場はものすごい混んでいますね。さすが東京唯一って感じです。トイレの前にゴミ箱が設置されていましたが、利用者が多いせいか溢れていました。

今日の報告

感想

東京と埼玉はもうこれで終わりです。当初の目的として掲げた各都道府県から1〜2つ程度の有名観光地に足を運ぶという目標を達成するためだけに来ただけのような思い出の少なさになりました。

東京はもう走りたくないですね。渋滞が多いし、左車線に路駐された車が大量にあって運転しにくいですし、左折専用車線や右折専用車線もところどころあって頻繁に車線変更をしなければなりません。パトカーや救急車なども何度も見かけましたし、工事現場の一つの出入口にガードマンが3人で誘導している場所もありました。それほど交通量が多くて危険ということでもあります。

東京はまた来る機会あるだろうし今回は別にこれでいいです。運転疲れた。

移動

本日の移動
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