おはようございます、森山です。本日は移動と休養がメインで内容が薄いので2日分を1ページにまとめています。
では、道の駅おとふけ なつぞらのふる里から出発です。
本日の予定は、夜間のフェリーで北海道から青森まで行こうと考えています。昼間は移動するだけのつもりなので以前からやろうと思いながらも後回しにしていた洗車と、必要な日用品の買い出しをしてから先へ進みたいと思います。もし途中で観光地があれば寄ってみるのもありですね。
というわけで、洗車設備と掃除機の両方備えてる施設を調べてから向かいました。
着いた洗車場は、洗車機に車を入れて自動で洗うタイプではなく、高圧洗浄機を使用して自分で洗車するタイプのところでした。このタイプでの洗車は初めてですが特に迷うことなくできました。選択するコースにより料金が変わり、ホースから出てくる水が、序盤は水だけ、中盤には洗剤入りの水、終盤は水だけといったように時間によって自動で切り替わるシステムなので、高圧洗浄機のノズルを手に持ったまま数分間車に水を当て続けるだけの手軽さはありましたが、汚れがひどくこびりついているようで完全には綺麗になりませんでした。もしピカピカに綺麗にしたいならブラシやスポンジなどで擦る必要があると感じました。こんなことなら洗車機に入れたほうがよかったかもしれません。
また、車内の清掃は掃除機を使用しました。この掃除機には吸引機能はありますが、エアー噴射機能はありませんでした。個人的にはエアー噴射は小さな隙間のホコリを飛ばせるのであると嬉しい機能でしたが、ないのであれば仕方ありません。チャチャッと掃除機かけて完了です。
なお洗車後の写真はありません。
日勝峠展望台
観光地名 | 日勝峠展望台 |
住所 | 北海道上川郡清水町 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
入場時間 | 24時間 |
山道をドライブ中に日勝峠展望台があったので、特に目的があるわけではありませんが寄ってみることにしました。駐車場には車が1台も停まっていませんでしたし人影もありませんでした。ではさっそく景色を独り占めさせていただきますか。
駐車場から展望台へと上がる階段の横に、日勝峠の案内看板も設置されていました。案内看板によると「約5合目の展望台からの眺めは雄大な十勝平野を一望できます」とのことでした。
しかし私は知っています、それは天気が良ければの話ですよね?霧でどうせ何も見れないんでしょ?
階段を上がり展望台から見た景色は霧で覆われた世界でしたが、少し予想とは違いました。
十勝平野の景色は見えませんが雲の上に山が浮いているかのような景色がありました。その光景はまるで私が雲の上の天空の住人になったかのような気持ちにさせました。霧で何も見えないことを想像していましたが、想像よりも遥かにいい景色でした。
ここに滞在時、数台の車が駐車場に入ってくるのを見かけましたが、誰一人として車から降りることなくそのまま出ていきました。
おそらくトイレが閉鎖中になってたからだと思います。
冬季は閉鎖中との情報らしいですが、私が来た時期は冬季ではありません。はて、これはどういうことかね?
苫小牧西港→八戸港
時刻は昼過ぎ、苫小牧港に到着しました。なお事前に予約していませんので今から窓口へ行って受付をします。有料駐車場に停め、スタスタと足早に窓口へと直行しました。ところがなんと窓口が閉まってました。最初から電話で予約しておかないといけないパターンでした。
仕方がないので電話をかけましたが、今日の便はすでに埋まっていました。1日4便あるので予約せずとも夜間の便には乗れるだろうと甘く見積もっていましたね。夜間の運航中に睡眠をとって早朝の起床と共に到着するのが理想でしたが残念です。致し方なく明日の朝一番の便を予約しました。
こんなことなら襟裳岬の方面行ってから、こっち来ればよかったですね。そしたら北海道の東西南北を均等にバランス良く観光できました。
そんなことは今更どうでもよくて明日の朝の便まで12時間以上あります。この暇をどう埋めましょうか。少し考えましたが候補は数個ありました。
- 札幌の新球場、北海道ボールパークの建設状況を見に行こうかな。札幌時計台辺りを観光した後に行こうか迷って行かなかったんだよな。
- 他の観光地を調べてみるか。でも天気悪いし休養日にしてもいいかも。
- 漫画喫茶もいいな。最近追えてない漫画もあるし。
- パチorスロで遊ぶのも理想的。旅の間は一切行ってないし、ここらで一発景気づけとく?
色んな思考を巡らせましたが、実はもうすでに気持ちは決まっていました。
パチorスロ。楽しかったです。
はい、道の駅ウトナイ湖で仮眠して3時に起床。そのまま車で10分程度で苫小牧西港フェリーターミナルに到着しました。受付で予約番号を伝え乗船料金23,800円を支払い乗船券を受け取ります。
ところで乗船料金が安く感じますね。大間〜函館間は1時間半の運航時間で18,000円くらいだった気がしますが、こっちは7時間の運航時間でなおかつ1人用個室が付いてこの料金です。コスパいいっすね。
ちなみに個室なしの雑魚寝席なら2000円くらい安くなりますし、個室のランクを上げれば当然高くなります。
目の前にある大きな船、あれが私が乗る船ですね。
出航時間の60分前に搭乗レーン並び、少し待機すると船内へ誘導されました。
乗船後、まずはロビーでチケットを見せ部屋の鍵を受け取ります。そして個室へGO!
個室の鍵がなんか開けづらいです。開けるのコツがいりますね。
扉を開けるとそこには二畳ほどの小さなスペースがありました。部屋には机と椅子とベッドのみ。
船内にはFreeWi-Fiがありますが部屋まで電波が届きません。スマホの電波も圏外でした。
こんなの独房だよ。
共有スペースなら電波届くし、乗客が少ないので雑魚寝席でも良かった説。
とりあえず風呂に入りました。シャンプーやボディソープ、ドライヤーなどの基本的なものはちゃんと設置されていました。入浴時間についてですが、乗船直後にアナウンスがあったんですけど入浴可能時間が決められているとのことでしたので、入りたいタイミングで入れないこともあるかもしれません。
風呂の後は、船内を散策しました。
展望デッキは強風により立ち入り禁止。
ゲームコーナーはコロナ対策により閉鎖中。
売店にはアルコール飲料は置いてありましたが、ノンアルコールビールは置いてありませんでした。
事前に考えていた楽しみが消滅していくー。
特にすることないのでとりあえず寝ましたが2時間くらいで目が覚めました。揺れが大きくて熟睡できません。軽く船酔いして気持ち悪いです。
船内の自販機は豊富です。アイス、ドリンク、冷凍食品、カップカップ麺。
もちろん電子レンジやお湯の利用が可能です。小腹が空いたので利用しました。ごち。
お腹が満たされましたが特にすることがありません。船酔いは未だに継続しているので寝て時間が過ぎるのを待つ作戦でいきます。身体を横に倒すとより気持ち悪くなりますが到着まで何とか耐え忍びます。
たぶん売店に酔止め売ってるよね?と閃きましたが、もうすぐ到着だわ。今更遅い。
昔、船釣りに行った時もすごい酔ったし、YouTubeのゲーム実況動画とかも画面酔いするし、そういう体質なんですね。今後気を付けようという学びを得ました。
何とか入眠に成功して目を覚ました時には、時間通りに青森県八戸市へ到着直前でした。青森県は北海道に来る前に思う存分観光したので、このまま岩手県へと進みます。
龍泉洞
観光地名 | 龍泉洞 |
住所 | 岩手県下閉伊郡岩泉町 |
入洞料 | 大人1100円、小中学生550円(団体割引あり) |
駐車場 | 無料駐車場あり |
入洞時間 | 8:30~17:00 |
龍泉洞は日本三大鍾乳洞のうちの一つとされています。
券売機で入洞券を購入し、いざ入洞です。入口から鍾乳洞へ入った瞬間、凍てつくような寒さを感じました。上着を持ってくる必要があるとわかっていながらも忘れていました。でもまぁ冬じゃないんで大丈夫でしょう。
歩道は木製の平らな床で歩きやすく整備されていました。また洞窟の広さは狭すぎることなく適度な広さを保っていて歩きにくさはありません。探索するのに丁度いい広さでした。
鍾乳洞内には数種類のコウモリが生息しているようです。1匹だけ飛んでいるのを見かけましたが、写真に収めることはできませんでした。
亀にそっくりな岩、亀石がありました。
どこの観光地にも、亀がいるところにお賽銭がしています。亀は長寿の象徴なので、皆長寿の願いを込めてのお賽銭しているのでしょう。
龍泉洞の見所は他にもいくつかありますが、やはり龍泉洞の一番の見所と言えば地底湖です。ここには第一地底湖、第二地底湖、第三地底湖の3つの地底湖がありますが、どれも澄んだ水をしており、また水中はライトで照らしているので地底の奥深くまで覗き見ることができます。
写真は第二地底湖です。
自然現象が作り出す神秘的な空間が目の前に広がっています。こういうものを見ると、自分がちっぽけに感じたり、悩んでいることが馬鹿らしくなったり、よくわかりませんが不思議な気持ちが芽生えます。
鍾乳洞の終盤には分岐された道がありました。一方は出口でもう一方は階段で第一地底湖展望台へとつながっています。階段は急でそれなりの段数を登る必要があります。さらに洞窟の特有の水滴で足元が滑りやすくなっているので注意が必要です。もし体力に自信がなければ登らない選択肢もありですね。
これにて高知県の龍河洞、山口県の秋芳洞、そしてここ岩手県の龍泉洞で日本三大鍾乳洞を制覇しました。高知県の龍河洞の神の壺、山口県の秋芳洞の圧倒的な広さ、そしてここ岩手県の龍泉洞の地底湖、どれも甲乙つけがたいほどの魅力があり記憶に深く刻み込まれています。
道の駅 みなとオアシスみやこ(シートピアなあど)
施設名 | 道の駅 みなとオアシスみやこ(シートピアなあど) |
住所 | 岩手県宮古市臨港通 |
駐車場 | 無料駐車場 |
営業時間 | トイレ・駐車場は24時間利用可 9:00~17:00(店舗によって異なる) |
本日の車中泊は道の駅みなとオアシスみやこ(シートピアなあど)です。北海道を抜けた途端にこの人の少なさよ。静かなので良いですけど。
今日の報告
感想
ついに北海道を出ましたが名残惜しさを感じます。というのも北海道はすごい楽しかったし、もっと深堀りしたい、もっと色んな場所に行きたいと思ったからです。またいつか北海道へ来る機会がきっとあるかと思いますが、次は1人旅なのかグループで来るのかわかりませんけど、その時が来ることを楽しみにしています。
さて旅の終盤に差し掛かったことで割と帰宅モードになっている気がします。若干ホームシック気味なのか、船で熟睡できなくて疲れているだけなのか。どうであれ最後まで安全に旅したいものです。
移動
本日の移動
└ 北海道 帯広→青森→岩手
Googleタイムラインより
├ 移動距離(1日目):212km
├ 運転時間(1日目):4時間21分
├ 移動距離(フェリー):235km
├ 移動時間(フェリー):8時間41分
├ 移動距離(2日目):152km
└ 運転時間(2日目):2時間51分
費用
施設入場料、駐車場代など | 2,000円 |
高速料金、ガソリン代など | 24,000円 |
食事代、日用品代など | 10,000円 |
合計 | 36,000円 |