おはようございます、森山です。
本日は道の駅うとろ・シリエトクから始まります。
プユニ岬
観光地名 | プユニ岬 |
住所 | 北海道斜里郡斜里町 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料の駐車帯らしき旧道あり |
入場時間 | 24時間 |
本日最初に来たのは、知床八景の内の一つであるプユニ岬です。
特に寄るつもりはありませんでしたが、道中で看板を発見したので近くの駐車帯に停めて行ってみました。
この案内看板がある場所付近は、木で覆われているので景色を見ることはできませんでした。
少し移動すると見晴橋の名前をした道路橋が架かっているので、そこから景色を見ることができます。
プユニ岬は夕陽が綺麗なことで有名ですが、流氷を見ることができる場所としても有名です。毎年1月〜3月頃にオホーツク海の流氷を見渡せるとのことです。冬に来たいですね。そして流氷に魅了されたいと思います。
カムイワッカ湯の滝
観光地名 | カムイワッカ湯の滝 |
住所 | 北海道斜里郡斜里町 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
入場時間 | 24時間 ※入場時期に制限あり |
続いてやって来たのは知床八景のうちの一つであるカムイワッカ湯の滝です。
ここへのアクセスは、制限速度30km/hの砂利道を距離にして10kmほど走る必要があります。砂利道なので、もしかしたら飛石で車が傷付くかもしれません。
一見、整備されている道のように思われますが、ところどころ凹凸の激しい箇所があるので20km/h〜30km/hの速度が限界です。つまり単純計算で片道20分〜30分かかるわけですが、先は行き止まりなので往復40分〜60分走ることになります。
道幅は比較的広いので、対向車が来ても容易にすれ違うことができます。
ちなみのこの道路は時期によってアクセス方法が変わります。
- 自動車・バイクの通行可能時期
- シャトルバス専用道路になる時期
- 全面通行止めの時期
行く場合はアクセス方法を確認したほうがいいですね。
道中にはイタシベツ橋がありました。
観光スポットを思わせる立派な看板があったので写真を撮りましたが、特別な何かがあるのでしょうか?よくわかりませんでした。
イダシュベツ川に架かるイタシベツ橋であることは間違いないです。
さらに道中には、熊出没注意の看板がありましたが、熊と遭遇することはありませんでした。代わりに野生の鹿は往復する間に5匹ほど見かけました。
そんなこんなでカムイワッカ湯の滝に到着です。湯の滝だけあって温かかったですね。体感温度は30℃〜35℃くらいでした。温泉として入るにはぬるすぎますね。ちなみに電波状況ですが、ここではスマホの電波は入りませんでしたがGPSは入りました。
カムイワッカ湯の滝は、実はこの先も進めるらしいです。知りませんでした。
川の中を歩いて進むと、一の滝があるらしいです。険しそうだし滑りそうですね。
知らなかったから行きませんでしたが、知っていても行かなかったと思います。
かなりのレアスポットですね。まるで秘境のような世界観です。
しかし期待しすぎはがっかりするかもしれません。なぜなら滝しかないから。
と、行った時は思いましたが後々の調べでこの先が進めるようなのでまた違う話になりますね。前言撤回します。私が行ったのは、あくまでもカムイワッカ湯の滝の入口までということです。
知床五湖
観光地名 | 知床五湖 |
住所 | 北海道斜里郡斜里町 |
入場料 | 高架木道(無料) 遊歩道(大人250円、子供100円) |
駐車場 | 有料駐車場(1回500円) |
入場時間 | 開園 8:00〜8:30 閉園 16:30〜18:30 ※時期によって異なる ※冬季は閉鎖 |
さて次にやって来た場所は知床八景のうちの一つ、知床五湖です。これで知床八景のうち半分を制覇したことになります。
8時に開門ですが10分前に到着したので、道路に20台ほどの列ができていました。開門後、料金所で駐車料金500円を支払い駐車しました。料金所では「クルマでクマに出会ったら」という小さな紙をもらいました。朝一で人が少ないので、熊に襲われたら怖いなと思いました。
知床五湖のことはよく知らないので、とりあえず中に入って情報収集しました。するとスタッフの方が声をかけてくれました。色々説明を聞くと、無料の高架木道が1コースと有料の遊歩道が2コースあるとのことでした。有料といっても250円だったので特に迷うことなく有料遊歩道に行くことに決めました。
有料遊歩道の場合は、券売機でチケット購入と書類の記入、そして10分間のレクチャーを受ける必要があるとのことでした。10分間のレクチャーとは、万が一熊に遭遇した時の対策をレクチャーされるとのことです。遊歩道の料金は、実質レクチャー料みたいなものだと思いました。
チケット購入などは後回しにして先にトイレを済ませてから戻ると、先程のスタッフの方から申し訳無さそうに声をかけられ、熊が出没したので有料遊歩道は閉鎖になりましたと伝えられました。
特にこだわりがあったわけではないので、別にいいよって感じでしたね。ただ、熊対策のレクチャーは今後のために少し知っておきたかった気はします。
一応、話の流れで聞いてみたんですが、調査して安全が確認できてから開放するとのことなので開放時間は未定でした。まぁそうだよねと思いつつ、返金対応に追われている窓口を横目で見ながら無料の高架木道へ向かいました。
高架木道はとても綺麗で歩きやすく整備されており、緑あふれる大地の中で長々と続いています。
手すりが付いており人が落ちる心配もなく、また熊が簡単に登ることはできません。
さらには電気柵になっているので、万が一にも熊を寄せ付けることがなく、安心して歩行することができます。
高架木道では、一湖、二湖、三湖、四湖、五湖のうち、一湖だけしか見ることができませんが、全長800mのコースの間には4つの写真撮影スポットがありました。
- 高架木道入口
- 高架木道入口から170mに位置する連山展望台
- 高架木道入口から480mに位置するオコツク展望台
- 高架木道入口から800mに位置する湖畔展望台
そして、湖畔展望台から折り返して元のルートで帰るコースになります。
高架木道散策後に駐車場に戻ってきても、有料遊歩道の閉鎖は解除されていませんでした。まぁ1時間そこらじゃ当たり前ですね。
知床五湖でのヒグマ出現による遊歩道閉鎖は度々あるそうです。
2コースある有料遊歩道は、一周回る途中で高架木道と合流するコースになっているので、高架木道を往復するより見所が多いのは間違いありませんが、熊による命の危険があるのでどうしようもありません。
余談ですが、昨日そろそろ洗車したいと書きましたが現在の車はこんな感じで汚れています。
愛知県から本州の日本海側を走り、北海道の日本海側を走り、知床まで来た状態です。おそらく4000kmほど走ったと思いますが、さすがにこの状態で走り続けるのは恥ずかしいですね。
この後は知床八景のうちの一つ、知床峠のある道を走りましたが、急な豪雨と前が見えないほどの霧に覆われたためスルーしました。山の曲がりくねった道での霧は慎重に運転せざるを得ません。数m先が見えないほどの濃い霧でした。
日本本土最東端
観光地名 | 日本本土最東端の地、納沙布岬 |
住所 | 北海道根室市納沙布 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
入場時間 | 24時間 |
続いては日本本土最東端の地、納沙布岬に来ました。読み方は「のさっぷみさき」です。
ここに来て周辺をウロウロと散策したんですけど、「北方領土は日本の領土!北方領土を返せ!」のモニュメントや看板などがうるさかったですね。
せっかくの観光なのになんか萎えました。こっちは観光で来てるんだから、そんな政治的思想を全面に押し出されても戸惑ってしまいます。北方領土関連の主張を否定するわけではありませんが、北方領土館みたいな施設を建てて、そこに展示する方法を採用したほうがいいのではないでしょうか。日本本土最東端の地の利を活かしてアピールしたほうが観光客を呼び寄せるのに有効ではないかと思います。
ところで、周辺にはレストランがいくつかありました。カニの口になっていたので少し調べて良さそうなところへ行きました。ちなみに、この辺りでカニといえば花咲ガニが有名です。
店に入ると鉄砲汁のサービスと、昆布の試食をもらいました。
その後、カニ吹雪丼を注文すると、汁物2個と昆布2皿、さらにはお茶と水で飲み物2つになりました。
もちろんおいしく完食しましたが、毎回こんなサービスしてるんですかね?食べきれない人もいそうです。
ハエが数匹たかってきて鬱陶しかったので☆マイナス1で。
神の子池
観光地名 | 神の子池 |
住所 | 北海道斜里郡清里町 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
入場時間 | 24時間 |
次に来たのは神の子池です。
神の子池へのアクセスは、対向車がギリギリすれ違えるくらいの細い砂利道を約2kmほど走る必要があります。
待避所がいくつか点在しているので、対向車が来てもなんとかなります。
特別悪路というわけではありませんでした。
駐車場にはトイレがありましたが、男女兼用ボットン便所が2基ありました。トイレットペーパーがなく手洗い場もなかったので、事前に済ましておくが吉です。
駐車場から遊歩道を少し歩くと神の子池に到着です。
少し離れた場所から見ても、1箇所だけ青く神々しい光を放っているのがわかります。不思議な光景ですね。
もしかしたら名前の通り、神の子が宿ってるのかもしれません。そう言われても納得の光景です。
この後もう一箇所行くつもりで車を走らせていたのですが曇ってたのでやめました。途中で道の駅を検索して目的地を変更です。
道の駅 摩周温泉
施設名 | 道の駅 摩周温泉 |
住所 | 北海道川上郡弟子屈町 |
駐車場 | 無料駐車場 |
営業時間 | トイレ・駐車場は24時間利用可 9:00~18:00(店舗によって異なる) |
本日の車中泊は、道の駅摩周温泉です。道の駅摩周温泉には24時間利用可能の足湯があります。しかし入浴施設はありませんでした。
車中泊らしき車が多い。Free Wi-Fiあり。ドッグランあり。そんな感じ。
今日の報告
感想
東北や北海道の景勝地には、熊出没注意の看板がたくさんあります。万が一熊に遭遇した場合に備えて最低限の知識を学んでおきます。
車で熊に出会った時の対策
- それ以上近づかない
- ゆっくりと離れる
- 車から出ない
- 窓を開けない
遠くに熊を見つけた場合
- 熊の様子を確認しながらその場を離れる
- 熊が近づいてくるなら、両手を大きく振り穏やかに声をかける
- 熊も人間を恐れているため、ここに人間がいることをアピールするといい。ただし威嚇は逆効果になるのであくまでも穏やかにアピールを行う。
目の前で熊に遭遇した時の対策
- 熊がこちらを無視しているなら、熊から目を離さずにゆっくり離れる
- 両手を大きく振って穏やかに声をかける
突進してきたら
- 木などの障害物を利用して距離をとる
- 威嚇突進であれば途中で止まるので、穏やかに声掛けをする
- 本突進の場合は、熊撃退スプレーを使用する
もし攻撃されたら
- 地面にうつ伏せになり、頭部と腹部を守る姿勢をとる
やってはいけないこと
- 大声で威嚇する
- 熊が驚いて攻撃してくる可能性がある。
- 走って逃げる
- 素早く動くものに反応して追いかけてくる可能性がある。
- 死んだふり
- 意味ないどころか逆効果との意見もある。
事前にできる対策
- 熊除けの鈴を装備する
- 施設の受付で貸し出しを行っている場合もあれば、売店で販売している場合もある。
- 熊撃退スプレーを常備する
熊除けの鈴に関してですが、基本的には人間を恐れて熊が逃げるとの理屈ですが、もし人間の味を知っている熊に鈴の音が届いたら、逆に襲ってくるんじゃないかと思いました。
熊撃退スプレーは持っていませんが、車中泊での防犯対策として買った対人間用の防犯スプレーがあるのでそれを常備します。使ったこと無いのでどのくらい効果があるのかは不明ですし熊に対して効果があるのかも不明です。でも無いよりマシでしょ?
もしものために自分用に簡単にまとめただけのはずだったのに、ものすごい量の文章になってしまいました。もし突然熊と遭遇しても、これらすべてを思い出し行動できるとは思いません。なのでこれだけは覚えておきます。まずは冷静になること。そして両手を大きく振りあげて穏やかに声掛けを行うこと。やってはいけないこと守ること。
ところで、運転中には道の駅を見つける度に休憩しています。そこで見つけた本文には載らず日の目を浴びない写真達を公開します。
- 道の駅 知床・らうす
⇒ザンギバーガー - 道の駅 おだいとう
⇒牛形ベンチ - 道の駅 スワン44ねむろ
⇒白鳥の風蓮湖 - 道の駅 摩周温泉
⇒森の天然水
移動
本日の移動
└ 北海道 知床→弟子屈町(てしかがちょう)
Googleタイムラインより
├ 移動距離:380km
└ 運転時間:7時間30分
費用
施設入場料、駐車場代など | 500円 |
高速料金、ガソリン代など | 0円 |
食事代、日用品代など | 3,500円 |
合計 | 4,000円 |