- なぜ毛玉を取ろうと思った?
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乾燥肌なので毎年冬は身体が痒くすぎて悶絶している。毛玉の刺激が無くなれば痒みが抑えられるのではと考えた。
というわけなので思い立ったが吉日。毛玉クリーナーを購入しました。
使用した毛玉クリーナー
今回購入した毛玉クリーナーは、【ティファール「充電式毛玉クリーナー」JB7001J0】です。
メーカーをティファールに選んだのは、有名メーカーなので安心かなと。ただそれだけのことです。色は複数色ありましたが、特にこだわりがないので適当に選びました。
とりわけ大きな違いがあるとすれば、電池式か充電式を選べることですかね。充電式のほうが若干ではありますが割高になります。とはいえ元々が安い品物なのでわずか数百円の差しかありません。金額の差は誤差みたいなものなので、使いやすい方はどちらかなと考えました。どちらもコードレスで使用できるのでそこに大きな差はありません。
なので使用頻度で比較してみました。そもそも毛玉クリーナーはそこまで頻繁に使用するものではありません。充電式の場合、次に使うタイミングによっては放電により充電が切れている可能性があるわけで、その都度充電し直す手間を考えれば使いづらさはあるかなと思いました。しかし電池式の場合、放置したままだと液漏れの可能性があるわけですが、いちいち電池の抜き差しの手間が発生するのも面倒かなと思いました。という思考の結果、充電式に決めました。
性能面での大きな特徴ですが、ガードの高さを3段階で調整できることが挙げられます。厚手のセーターからジャージ・トレーナー、靴下などの衣類及び、毛布やカーペットなどの生活用品にも使用できるとのことです。私が試してみたい衣類は薄手のTシャツということで上手くいくのか不安もありましたが、結果は記事の後半で記載していますので引き続きご覧ください。
使用した衣類
今回実験対象に選んだ服はユニクロのヒートテックです。
衣類の繊維の割合は、アクリル55%、レーヨン33%、ポリエステル13%、ポリウレタン4%です。この割合がどういう影響を及ぼすのか全くの未知数ですし、こんなタグの写真を載せたところで何の意味があるかもわかりません。でも何か一つでも意味を持たせるためにも、一つだけ無駄知識を言っておきます。このタグ、品質表示タグと言うらしいです。ためになったね〜。
さて、実はこの服もう10年近く着続けていると思います。生地はダルダルに伸び切っていますので、一般的には捨てるタイミングなのでしょうが、使えるものはギリギリまで使いたい性格なのでまだまだ着る予定です。言い換えれば貧乏性なだけでございますが、そんなことはどうでも良くてとにかく快適な服に再生させたい一心で毛玉取りに取り組みました。
実際に使用してみた
前置きはほどほどに、実践した使用前後の比較画像を見てもらいましょう。
使用前
使用後
表面を軽くスーッと撫でるだけで目に見えて綺麗になりました。決してギコギコなんてする必要はありません。とはいえ多少の毛玉は残るので、時間をかけて丁寧にやる必要はありそうです。
しかし、ここに来て問題が発生。
そもそも丁寧にやるなんて面倒なことができない性格なので、写真を撮る箇所以外は適当にやったんです。そしたらなんと、穴だらけになりました。
注意書きなんて読んでない私が悪いんですけどね。仕事着かつインナーなのでまぁ良し。結局その服は雑巾となり、我が家の床をピカピカにした結末を迎えたんですけどそれは関係ない話です。
つまり薄い生地の服には向かないってことですね。もしやるにしても、しっかりとシワを伸ばしながら丁寧にやればなんとかなるかもしれませんが自己責任でお願いします。基本はセーターやニットのような厚手の生地に使用するのが正解です。
ダストボックスが付いているので掃除は楽チンでした。と言いたいところですが、すぐに満タンになりますし毛玉がスーッとゴミ箱に落ちてくれないイライラ感も多少はありましたね。多少はね。
取扱い上の注意
毛玉クリーナーの取扱い上の注意として以下のような注意書きがあります。
- モヘア、アンゴラ、カシミアなどの毛足の長いもの
- シワが伸ばしにくいもの
- レース・ストッキングなど薄い生地のもの
- ボタン・ジッパー・縫い目・刺繍・アップリケなどがしてある部分や凹凸のある部分
- ほつれたり、生地が薄くなったり、弱くなっている部分
そして使用する場合には衣類にヘッド部を強く押し付けすぎてはいけません。衣類を傷める原因になります。使い方を誤ると取り返しのつかないことになりますので大事な衣類ならクリーニング店に頼んだほうが賢明かもしれません。ってことが今回の記事の結論です。
一応、回転式のカッターの刃を取り扱うので怪我のないように刃の取り扱いには十分注意が必要となることも伝えておきます。他にも注意書きはたくさん書かれていたので使用前に各々で読み込んでください。
毛玉クリーナーでヒートテックの毛玉を取ってみた結果
さて、この記事のテーマは「毛玉を除去して身体の痒みを抑えよう」が目標だったわけですが一体どうだったのでしょうか。
- 目標1 衣類の毛玉を綺麗に除去する
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毛玉クリーナーを丁寧に使った箇所は、毛玉を除去できました。しかし集中力を欠き適当にやった部分は穴だらけとなった結果、その衣類は数回着用した後、雑巾として生涯を終えました。
- 目標2 毛玉を除去することで、身体の痒みを抑える
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身体の痒みですが、一切の効果は感じられませんでした。普通に生まれつきの体質だと思われるので何かしらの体質改善が必要なのかもしれません。一時的に緩和するだけなら塗り薬をおすすめします。ヘパリン類似物質配合の塗り薬には高い保湿効果があるので一時的に痒みを抑えることができます。
というわけで衣類には穴が空き、身体の痒みは収まりませんでした。なんの成果も得られなくて草。むしろマイナス面のほうが大きかったのかもしれません。いや一つだけ成果はありました。それは物事は丁寧に行おうという学びがあったことです。