【ホクロ除去】セルフケアで除去できる?できない?

ホクロ除去には、セルフケアで行う方法と皮膚科や美容外科で行う方法とがあります。

セルフケアで除去する一番メリットは、自宅でできることでしょう。

そこで私は、カソーダというものを使ってみることにしました。

この記事では、実際に使ってみた効果や感想などの記録を記載しています。

目次

ホクロ除去の記録

カソーダとは

まず始めに、カソーダとはヒマシ油重炭酸ナトリウムが配合されている商品です。

ヒマシ油はキャスターオイルとも呼ばれ、美容に使用することもありますし工業製品にも使用されます。

重炭酸ナトリウムは重曹に近い成分となっており、油汚れなどのキッチン掃除の時に、特に効果を発揮します。

ヒマシ油と重曹を配合すれば自分でも作れるようですが、私はカソーダを購入して使用しました。

Heritage Products(ヘリテイジプロダクツ)

カソーダの使用手順

STEP
カソーダを使用する前に、ホクロの表面に針などを使用し傷をつける。

※使用する針は、あらかじめ消毒しておきます。

STEP
綿棒を使用し、カソーダを対象のホクロに塗りつける。

※ホクロがカソーダで覆われる程度に塗りつけます。

STEP
塗りつけた状態で、出来るだけ長い時間放置する。

※放置する時間が長くなるほど、奥へ浸透していき効果が高くなります。次第に、皮膚がヒリヒリと痛みを感じますので無理は禁物です。

STEP
皮膚にカサブタができ、その後カサブタと一緒にホクロが取れます。

※1度のカサブタで取れない場合は、繰り返し使用します。

カソーダ使用21日間の記録

「ほくろ除去日記」

ふと思いついた。

ほくろ取ろうかな。

思いついたら行動は早かった。

急に、ほくろを除去しようと思った。

別に気になってなかったし、コンプレックスなんて感じたことなんてなかったのに、だ。

まず始めに、「ほくろ除去」について検索してみた。

病院で炭酸ガスレーザー治療を行えばいいのか。

「ほくろ除去 料金」

ふむふむ。私のほくろでは保険適用はできなさそうだな。

この金額は迷うな。

「ほくろ除去 amazon」

おっ!これレビューが多いな。 なるほど、これにしよう。

私が見つけたのは「Casoda 」というものだった。

Casodaは自分で作れるらしいので最寄の薬局へひまし油と重曹を探しに行った。

店員さんに聞いてみたがひまし油は売ってなかったので、早々と諦めた。

CasodaはAmazonで購入することに決め、家に帰ると同時に注文した。

海外直輸入なので、10日くらい待ったが無事届いた。

ちなみにこのCasoda、ほくろだけでなくシミやイボにも効果があるらしい。

ただし、顔への使用は勧められていない。

ただ、私は顔へ使用をする。そう私はチャレンジャー。

あと、ほくろだけでなくイボにも使用する。

私のイボは3年ほど前に急に現れた。

病院に行って薬ももらったが、治りかけると尋常に痒くなり、 掻いては再発してを繰り返す。

イボころりも使用したが、効果が無かった。(足裏の角質の塊や魚の目には効果があった)

顔への使用は、夜寝る前に1回。

手と腕は、夜寝る前と朝起きたと時の2回。

綿棒でCasodaを塗り、絆創膏で保護するものとする。

1日目の報告

効果は感じられない。

皮膚が溶けているようなヒリヒリ感もなし。

以上!

5日目

変化があった。

顔のほくろに塗っていた箇所の皮膚が剥がれた。

表面が少しだけ。

でもほくろは取れない。

これからも続けよう。

12日目

効果があまり感じられないので、使い方を調べた。

どうやら皮膚を傷つけてからCasodaを塗ると効果的らしい。

皮膚を削ってみた感じ、手のほくろは皮膚の深いところまであるように見える。

これは時間が掛かりそうだ。

13日目

顔のほくろが明らかに薄くなっており少しこすると皮がめくれた。

カソーダを塗るとヒリヒリするし、血が出るようになった。

14日目

顔のほくろにはカソーダを2回塗ることにした。

帰宅後1回、寝る前に1回、相変わらずヒリヒリするし血が出る。

21日目

カサブタ剥がしてもホクロ残ってる。

なんかダメそう。

21日目を最後に日記が途絶えました。

そして私は、ほくろ除去を諦めました。

カソーダ塗布前

カソーダ塗布中

カサブタをを剥がした後

カソーダでカサブタを剥がした後

カサブタを剥がした後の写真は、一見すると黒いボクロがなくなったように思われますが、ホクロを除去するまでには至らなかったです。傷が直ってもホクロは当初のまま残っていました。

カソーダの使ってみた結果

結果としては、私のホクロは除去できませんでした。

失敗の原因の考察としては、

  • ホクロが皮膚の深いところにありカソーダの浸透が届かなかった
  • カソーダの塗る頻度、回数が少なかった
  • カソーダの使用方法が適切でなかった
  • カソーダが体質に合わなかった

などが考えられます。

皮膚の浅い箇所なら効果があったと思います。実際に、除去成功している方々もたくさんいるようです。

このカソーダは、ホクロ以外にもシミやイボにも使用できます。

ただし顔への使用は、赤みがかったりカサブタができたりしますので、その状態で人と会うことを気にする方には注意が必要です。

また、使用後の皮膚へのケアを行わなくて逆にひどくなったとの例もあるようです。

セルフケアなので全て自己責任になりますが、自宅で手軽に行いたい人は試してみるのも一つの手だと思います。

後日談

カソーダでのホクロ除去は失敗に終わり放置していましたが、別件で皮膚科に行く用事があったときについでにホクロを取りたいと申し出たところ、その日に除去してくれました。

炭酸ガスレーザーで15分程度で終わりました。多少の痛みはありましたが、大したことなかったです。

そして、治療痕は紫外線に当たるとシミなどができる場合があるようで、専用のテープが処方されて、これを最低2週間は貼り続けるよう指示がありました。

この専用のテープは、市販で販売されているキズパワーパッドのようなもので、湿潤療法と呼ばれる養生方法に適したテープです。

また、2週間後に術後の経過をチェックする為、来院するよう指示がありました。

指示通り2週間後に来院し、診察の結果、異常はありませんでしたが、今後もしばらくは紫外線に当てないよう指示が出され、専用のテープやマスクなどを駆使し、しばらくの間は直射日光を避け続けました。

これで、私のホクロ除去生活に幕を閉じました。

あれから幾分と月日が経過しましたが、シミ一つできることなく、ホクロの再発もありません。

費用も合計で2万円程度でしたし、最初から皮膚科で除去すればよかったと思いました。

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