【チクチクしない】手軽にできるムダ毛処理

ムダ毛処理をする上で、一番の問題点と言えばチクチク問題ですよね。特にカミソリなどで剃った後は、チクチクして気になるし痒くなることもあります。カミソリの刃が肌に軽く当たるだけでも肌に傷を付ける原因となり、細菌が侵入することで皮膚炎を起こし湿疹ができます。チクチクとはまた別の痒さが生じ、気付けば湿疹が広範囲に広がっていることもあります。

このようにカミソリなどの使用はいくつかのデメリットが存在します。この記事ではカミソリを使用せず、チクチク感やブツブツ感が気にならない除毛グッズを紹介します。

手軽にできる除毛グッズの種類

この記事では主に４種類の除毛グッズを紹介します。

• クリームタイプ
• スプレータイプ
• ワックスタイプ
• シートタイプ

商品によっては、メンズ用とレディース用で区分しているものもあります。剛毛な男性に適した物や肌の弱い女性に適した物、性別を問わない兼用もあります。

ムダ毛処理している姿は見られたくないものですが、これらはお風呂で使用できます。また使用時間も短時間で処理可能ですので非常に手軽な除毛方法です。

レーザー式やフラッシュ式の脱毛器を使用している方は、照射する前にクリームタイプやスプレータイプで肌の表面までの毛を綺麗に除去しておくことで、照射の効果を最大限まで活かすことができます。

チオグリコール酸カルシウムについて

チオグリコール酸カルシウムとは

チオグリコール酸カルシウムは、強いアルカリ性でツンとした嫌な匂いを発します。

クリームタイプやスプレータイプに入っている有効成分はチオグリコール酸カルシウムで、これは毛の主成分であるタンパク質を切断する効果があります。しかし、少なからず肌のダメージもありますので、保湿成分や美肌成分を一緒に配合している商品がほとんどです。

成分が肌に合わない場合は使用を中止することを検討する必要があります。あと顔やVIO、粘膜といった部位や傷などの炎症を起こしている部位への使用は非推奨とされていますので注意してください。

使い方は除毛したい部位に塗って使用しますが、放置時間はおよそ５分〜１０分程度です。事前に商品の使い方をよく確認の上、パッチテストを行ってから使用してください。規定の時間より長く使用することは肌への負担が大きいので絶対にやめましょう。

製品の仕様上、肌の表面から外側に出ている毛にしか効果がありません。毛の根元から脱毛したい場合は、ワックスタイプもしくシートタイプを使用する必要があります。

ムダ毛処理後に肌をケアするクリームやローションなども様々な種類があります。保湿の重要性は知っての通りだと思いますので、アフターケアを抜かりなく行ってください。

チオグリコール酸カルシウムには永久脱毛や減毛・抑毛の効果はないので定期的にムダ毛処理をする必要があります。もし永久脱毛や減毛・抑毛の効果を求めるのなら、医療クリニックでの脱毛または家庭用レーザー脱毛器、家庭用フラッシュ脱毛器の使用をおすすめします。

チオグリコール酸カルシウムがタンパク質を切断する仕組み

毛の主成分はタンパク質で約80％を占めてます。残りの約20％には水分、脂質、メラニン質などで構成されています。タンパク質には10万種類ほどありますが、毛を構成するタンパク質のうちの約85％がケラチンです。

ケラチンは18種類のアミノ酸が結合してできていますが、最も多く入っているアミノ酸がシスチンでその割合は約17％です。

シスチンはシステイン分子が２つ結合しているものです。このシステイン分子が２つ結合してできたシスチン結合を、チオグリコール酸カルシウムの作用によって切断します。

シスチン結合は還元剤で切断され、酸化剤によって再結合する性質を持っています。この性質を利用することでパーマやウェーブをかけることができます。パーマ液１剤を還元剤（チオグリコール酸カルシウム）で切断し、パーマ液２剤を酸化剤（酸化剤臭素酸ナトリウム・過酸化水素）で再結合させます。これによりパーマやウェーブが作れるという仕組みです。

おすすめの除毛クリーム

おすすめの除毛スプレー

おすすめの脱毛ワックス

おすすめの脱毛シート

脱毛後のアフターケアに