自宅の鍵を自分で交換する方法【最短5分】

自宅の鍵を変えたいと思うことは、人生で数回あるかないかというくらい滅多にないことです。鍵の調子が悪いから交換したい。防犯対策として高性能の鍵に交換したい。引っ越したばかりで前の住人が侵入してこないか心配。以前一緒に住んでいた人とケンカ別れして嫌がらせしに来ないか心配。そんなところでしょうか。実際に浮気や泥沼離婚などで別々に住み始めると、嫌がらせで侵入されて金品や生活家電などを奪っていく輩もいます。自分を守るためにすぐに鍵を交換しましょう。

交換の仕方としては、業者に依頼するか、知り合いに頼むか、自分で交換するかの3択になるでしょう。

実はこの鍵交換わずか5分でできてしまいます。初めての方でも15分程度あればできます。だから自分で交換しちゃってください。交換自体は5分でできますが、どのシリンダーを使うかの調査と実際に購入する手間が掛かります。

費用となるのは、材料費としてシリンダー代、工具代としてドライバーとラジオペンチだけです。工具は大した物ではないので自宅に備えてある人はシリンダー代だけで済みます。業者に依頼すると2倍から3倍くらいの出費になります。

私の目的は、アパートなので以前住んでいた住人が合鍵を使って万が一にも侵入してこないように、同製品のシリンダーを交換したいだけでした。

目次

事前調査

調査項目は3つあります。

1.シリンダーの種類を確認

扉の側面のフロントプレートに刻印があります。

今回は「MIWA LA-MA」の刻印を確認しました。

自宅の鍵を取り替える方法
2.扉厚を確認

扉の厚さによって、使用できるシリンダーが変わります。

3.シリンダーのサイズを確認

1と2の確認だけでもよほど大丈夫ですが、万が一フロントプレートの刻印と設置されているシリンダーが一致していない場合に備え、実際にシリンダーを外してサイズを調べておくほうが、後で余計な出費を抑えることが出来ます。

これらを確認後、ホームセンターで同製品を購入しに行きました。

MIWA LA-MAはこちら

準備した工具

準備はしたものは3つです。

1.シリンダー錠

2.プラスドライバー

3.ラジオペンチ(先端の細いマイナスドライバーのようなものでも代用可)

交換手順

手順は5ステップです

STEP
側面のフロントプレートを外す

プラスドライバーを使用し、フロントプレートのネジを取り外します。

取り外し前

取り外し後

このとき、ネジを紛失しないように注意してください。

STEP
ピンを抜く

ラジオペンチをテコのように使用してピンを抜く。

こうやって、

こう!

STEP
シリンダーを交換する

ピンを抜けば、シリンダーが外せるようになります。

STEP
ピンを差す

ピンは残り数mm辺りで固くて手で挿入出来ない可能性がありますが、ドライバーの柄の部分などで叩いて挿入してください。

ピンを指す前に向きの確認をしてください。

この場合、鍵を横に回すと鍵が掛かります。

この場合、鍵を縦に回すと鍵が掛かります。

一般的には横向きに回すと鍵が掛かるようになっていますが、好みで選択できます。

STEP
側面のフロントプレートを取り付ける

プラスドライバーを使用し、フロントプレートのネジを取り付けます。

ほら、簡単だったでしょ?

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