iPhoneSEのバッテリー交換の方法【セルフ】

iPhoneSEのバッテリー

iPhoneSE(初代)モデルA1723のバッテリー交換を行いました。購入したものは"DIGFORCE for iPhoneSE"といった商品で、これは交換用バッテリーと交換用工具一式がセットになったものです。

目次

iPhoneのバッテリーを交換するに至ったきっかけ

iPhoneのバッテリーの減りが早くなったこと。

私のiPhone歴は3年以上です。2年目過ぎた辺りからバッテリーの減りが早くなったと感じ始めていました。

[設定]→[バッテリー]→[バッテリーの状態]から確認して見ると最大容量が84%になっていました。大体の目安として、90%を下回るとバッテリーが低下してきたことが体感できます。そして、80%を下回るとあからさまにバッテリーが劣化したことを感じます。ここまでくると相当使い勝手が悪くなるのでバッテリー交換をしたほうがいい目安になるでしょう。

使い勝手の悪くなった例としては、バッテリーの残量がナイアガラの滝の様に急降下する時が多々あることです。50%あった残量が1分後には30%になっているなんてことが度々ありました。車のバッテリーも冬に性能が落ちると言われるように、iPhoneのバッテリーも寒がり仕様になっています。このような不安定の状態をいち早く解決したかったです。

iPhoneSEのバッテリーがおかしい

本体の交換も考えたが、交換したいと思える機種がなかったこと。

個人的には小さいスマホを愛用していて、iPhoneSEの前はAndroidのXperia Z3 Compactを使用していました。なので小さいサイズで機種交換するならiPhoneSE(第3世代)かなと考えましたが、熟考の結果バッテリー交換して様子を見るとの決断をしたわけです。

画面サイズを比較すると以下の表になります。

機種名画面サイズ
Xperia Z3 Compact4.6インチ
iPhoneSE(初代)4インチ
iPhoneSE(第3世代)4.7インチ

わずかなサイズの差だと思われるでしょうが、4インチと4.7インチでは天と地ほどの差があります。女性陣はバックにサイフ、スマホ、キーケース、化粧品ポーチなどを入れて持ち歩くのでしょうが、ほとんどの男性陣は全部ポッケにぶっこみます。だからこそスマホのサイズは小さければ小さいほど正義となります。

バッテリー交換

事前準備

まずは、開封するして工具が揃っているか確認しましょう。

iPhoneSEのバッテリー

手順は全て説明書通りに行えばできます。

注意点としては、

外したネジ等は非常に小さく、無くしやすいので注意が必要です。ただマグネットシートが付属されていてそこに部品を仮置きできます。マグネット仕様なので置いておく分には失うことはありません。取り外し・取り付けの際に落としたりすると探すのが大変になります。

始める前にバックアップを取ることが必須です。精密機械を分解することになるので破損させる可能性があります。全て自己責任で行いましょう。

といったところでしょうか。

交換作業

では始めましょう。

まずは本体のカバーを開けるのですが、画面が割れないかヒヤヒヤしながら慎重に行いました。あまりにも固いのでピックを差すだけで5分以上かかりました。

iPhoneSEのカバーを外す

カバーを外すことができたら、あとは説明書通りネジを外していき外したネジは、マグネットシートに仮置きしておきます。

iPhoneSEのカバーを開ける

ここからバッテリーを交換できるのですが、バッテリーを固定している両面テープがうまく剥がれた人ルートうまく剥がれなかった人ルートに分岐します。

私は、うまく剥がれなかった人ルートになりましたので、6番〜9番の部品とBの部品を追加で分解することになりました。

iPhoneSEの分解する

分解後にヘラをつかってバッテリーを少しづつ持ち上げつつ、ピンセットで両面テープを引き伸ばしながら剥がしていきます。

iPhoneSEのバッテリーを外す

そして、

ついにバッテリの取り外しに成功しました。

この時点で1時間ほど経過しています。

iPhoneSEのバッテリーを交換する方法

あとはバッテリーを交換したら、動作確認として電源をONにします。

電源ヨシッ!

iPhoneSEの動作確認

そして部品を復旧していくんですけど、ホームボタンのコネクタ接続が難儀しましたね。とても繊細な作業でした。

なんとか全工程を終えて、iPhoneの動作も安定しているので無事完了です。

交換後の状態

交換前後のバッテリーの状態を比較してみます。

交換前

交換後

見ての通りバッテリーの最大容量は、84%から100%に回復しました。

交換直前の時間が14時48分で交換直後の時間が16時16分なので、だいたい1時間半くらいの作業時間でした。交換後のバッテリー残量は62%もあるので交換直後から使用できるのも嬉しいポイントですね。

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