フィリピンのセブ島に一人で行った時の話

1週間の長期休暇が取れたので、フィリピンのセブ島に行きました。中年独身男性が一人でフィリピンですよ。目的は察してください。ちなみに初めての海外旅行です。以前からいつか行きたいと思いパスポートだけは取得しておりました。

新型コロナが流行する前の話です。当時のメモから記憶を呼び起こして書いています。また、この記事に写真の添付はありません。現地の写真は少しだけ撮りましたが、ブログに載せれるような写真はありませんでした。

目次

出発1ヶ月前

予約

約1か月後に1週間の休みが取れそうだったので、大手旅行会社に駆け込み飛行機とホテルの予約をしました。

旅行時期が繁忙期だったので、かなりの割高でしたが一人旅だったのでなんとか予約とれました。

予約できた日数は3泊4日。

飛行機は行きも帰りも直行便で予約できました。

ホテルは希望通りカジノが併設されたホテルが予約できて満足でした。

後日、帰りの便がフライト中止になったとの連絡が入り早朝のマニラ経由の便に変更になりました。朝早いしなんか面倒だなと少し憂鬱な気持ちになりました。

準備

準備したものは、以下の関連記事に記載してあります。

出発

まず空港に到着したらイモトのwifiを契約し、念のために5000円を1900php※1に両替しておきました。

その後、空港カウンターで荷物を預けましたが、モバイルバッテリーは預けてはダメだったようで機内に持ち込むようにとの指示がありました。完全に知識不足でしたね。

あとは特に何事もなく、搭乗して機内食を食べて睡眠してたら到着しました。4~5時間のフライトでした。

あとは入国カードが機内で配られていたので、それを記入しておいたくらいですかね。フライト中はインターネットが使用できませんので、入国カードの記入方法などは事前に調べてメモしておいた方がいいです。

空港到着後に調べて記入しているようでは、入国ゲートでの人の列の最後尾あたりに並ぶことになって、出るまでに多大な時間を要します。到着から入国審査まで人込みをある程度避けるためには機内での記入が必須です。

現地到着

入国審査待ちの列に並びながらイモトのwifiを接続しようとしましたが、思うように接続できませんでした。事前に調べていたのですが原因不明でした。調べようにもネットがつながらないというジレンマです。何度かトライするとよくわからないけど接続できるようになりました。

入国審査はパスポートと入国カードを提示するだけで終わりました。女性審査官でしたが、一言も話しかけられなかったので一言もしゃべってないです。これが世界一信頼度が高いといわれる日本人ブランドかと思いました。

現地滞在

初日

現地到着が夜8時頃でした。空港からでるとモヤっとした熱気を感じ、東南アジアに来たんだなと実感します。その直後、現地人にすぐに話しかけられました。個人タクシーの押し売りの様です。ぼったくられたくないので丁重にお断りして、まずATMでお金をおろしました。ここも調べていたので華麗にクリア。

そこからタクシー乗り場へ行きましたが長蛇の列でした。人の流れに沿って並びましたが結果的に失敗でした。白タクシーの列と黄タクシーの列があり黄タクシーの列に並んでました。白タクシーと黄タクシーの違いは、黄色の方が親切だけど高いとは知っていたのですが、黄タクシーの方が回転率が悪く結果的に1時間以上待つことになりました。

ホテルについたのが夜10時過ぎ、予定では酒が飲めて女性とお話しできる楽しい場所に行こうと思っていたが、疲労もあり断念しました。予定変更で早速カジノに入りました。事前の情報では、服装規定とか撮影禁止とかお堅いイメージがありましたが、実際に入った感想としては近所の広めのゲーセンってくらいで華やかさが全くありませんでした。

カジノでは、日本語をしゃべれる中年女性に「お兄さんビールどう?お菓子もあるよ?」と話しかけられました。もちろんビール買いましたし、たばこも買いました。酒とたばことギャンブルは相性がすこぶるいいんです。お菓子の販売はしつこかったですけど頑なに買いませんでした。

販売員の中年女性としゃべりながらスロットゲームを遊んでいると、欧米人らしきカップルに「君のスロットゲームを見ているんだ。話してないでゲームを続けてくれ。」と催促されました。欧米人のコミュ力恐るべしと思いました。

カジノのスロットゲームをして、払出をするとレシートのような紙切れが出てくるのですが、この紙切れは他のスロット台で読み込めば遊ぶことができますし、換金所で現金に交換できます。

始めは別の台で読み込めば遊べることを知らなくて、色んな台で遊んでいくうちに紙切れがたくさん手元に増えていきましたが、売り子女性が紙切れの再利用方法を教えてくれました。

2日目

セブ島はリゾート地ですが、別に観光が目的ではないのでとくに映えるスポットには行っていません。昼に起床し、ルームサービスで食事をし、タクシーでデパートに行き食料を買い溜めホテルに戻り、カジノに行き時間を潰しました。夕方からがこの旅行の楽しい時間が始まります。

夕方、タクシー運転手に目的地のKTV※2のホームページを見せて出発しましたが、タクシー運転手は別の所に案内しました。目的地とは違うし危険を伴うのでその店には入りませんでした。当初の目的地に行くように言いましたけど、伝わってないのかその店に入店させたいのかわかりませんでしたが、埒が明かないので別のタクシーを拾って当初の目的地に行きました。

そこでは、店内が混雑していて女の子の指名はできませんでしたが、食事とお酒とカラオケなどで楽しい時間を過ごした後、もう一つの目的地ビキニバー※3に行きました。店内に入りショーアップ※4すれば女の子が集まってきます。その中から、「日本語がしゃべれる人~?」と聞くと「は~い」と約半数が手を上げました。その中から一番かわいい子を指名して、隣に座ってもらいます。しゃべりながら、ダンスショーやニューハーフショーを堪能して、頃合いをみてホテルに一緒に帰るように誘います。バーファイン※5をクレジットカードで支払い、一緒にホテルに帰りました。

帰りのタクシーはメーターのないタクシーでしたが、女の子が横にいるので価格交渉をしませんでした。結果的に相場の3倍近くの料金を支払うことになりましたが、ケチな男と思われるよりはスマートに支払った方がかっこいいので、問題ありません。

ホテルでは入り口で女の子のIDの確認、フロントで女の子のIDの確認とアディショナルチャージ※6の支払い、エレベーターで女の子のIDの確認と厳重なセキュリティーチェックを受けました。アディショナルチャージは、この時は1000phpだったような気がします。

以後省略。

非常に楽しい2日目の夜でした。

3日目

本日も昼間の予定はありません。近くを散策したけど暑いのでしんどかったです。近くのレストランで食事をし、カジノで時間を潰し、ホテルのWifiを利用してYouTubeを見て時間を潰して、夕方になるのを待ちました。

さて今晩は、KTVに行きました。正直一番楽しかったですね。入店後すぐにショーアップして指名しました。たくさん食べて飲んでカラオケもたくさんデュエットしました。日本語しゃべれる子を指名してるので、日本の歌も結構歌えます。キスもして写真も撮って連絡先も交換して約3~4時間滞在しましたが、大人の社交場を思う存分楽しみました。それでいて料金は7500pfp、日本円で約1万5000円です。ただ一つ女の子がおすすめして注文した現地では高級料理?はおいしくありませんでした。

楽しかったのでチップをあげてホテルに帰りました。

帰国

早朝の便なので早起きして、空港に向かいました。

空港のセキュリティーゲートを通過したとき、ポケットにたばことライターが入っていたため、ライターは没収されました。その後喫煙所を見かけましたが、ライターは持込禁止なのにどうやって喫煙していたのだろう。マッチを持ち込んでいるのだろうかなどと考えながら帰国しました。

経由地マニラに到着し、食事を済ませ、荷物を抱きかかえて盗難防止しながらの仮眠、そして出国。

初めての海外旅行が一人旅で不安もありましたが、無事帰国しました。

かかった費用

項目項目詳細日本円(JPY)フィリピンペソ(PHP)
ホテル代・航空券代など大手旅行会社に依頼200,000円
交通費・駐車場代など家~空港の往復4,000円
現地滞在費食事代など3,400php
タクシー代2,600php
カジノ遊び4,000php
夜遊び24,000php
合計204,000円34,000php

当時のレートは、1円=0.47php、2.13円=1phpなので現地で使用した34,000phpは日本円で72,420円ということになります。

今回のフィリピン旅行で使用した金額は3泊4日で、204,000+72,420=276,420円でした。

日本の長期休暇時期を避ければホテル・航空券代は半分以下にできますし、自分で手配すればさらに安くできます。

滞在費はアクティビティなどの目的によって大きく変動しますが、物価の安さを考えればさほど大きな出費はありません。

もしカジノで勝つことができれば、滞在費の出費ゼロが実現可能です。

出てくる用語集

※1 php

フィリピンの通貨。フィリピンペソのことです。

※2 KTV

カラオケTVの略称で、フィリピンのキャバクラのことです。カラオケが歌えて女の子と話しながらお酒が飲めます。お持ち帰りはできません。

※3 ビキニバー

気に入った女の子を持ち帰りできるバーのことです。お持ち帰りしないで楽しむことも可能です。タイなどの国ではゴーゴーバーとも呼ばれています。

※4 ショーアップ

店内にいる待機状態の女の子を全員集めて直接指名できるシステムです。店に入った瞬間でもいいし途中でもいいので、店員さんに依頼すれば集まってきます。無料でできます。

※5 バーファイン

お店に払う罰金です。女の子を一時的にお店から連れ出すため、お店の損失を補填するという名目でしょうか。ショートとロングがあり、ショートは数時間、ロングは朝までの連れ出しが可能です。

※6 アディショナルチャージ

ホテル側に支払う追加料金です。宿泊予定外の人を客室に滞在させることになるので、少額ですが追加料金が必要になります。

まとめ

今後の為に、今回の旅行で学んだ注意事項をまとめました。

  • モバイルバッテリーは、機内に持ち込む必要がある。(預けるの禁止)
  • 飛行機搭乗や乗り換えの際は、セキュリティーゲートを何度も通過する機会があるためベルトなどの金属類は常に外しておくと楽。
  • セキュリティーゲートではライターも反応する。(没収されます)
  • 白タクシーは基本的にぼったくり価格を提示してくるので、乗ったらすぐにメーターを付けるよう依頼する。故障していたりメーターがついていないタクシーは、目的地と移動時間の目安から計算して価格交渉する。個人的には移動時間10分あたり100phpで交渉するとすんなり受け入れられる。
  • 黄色タクシーは親切だが高い。
  • お風呂セットを用意したほうがいい。(ホテルのアメニティはあまり良いものではなかった)

メモから記憶を呼び起こして書ける範囲はこんなところでしょうか。

では、さようなら。

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