スリザーリンクは、数字の周りにある点と点を線で結ぶパズルゲームである。なお、囲いパズルやループコースと呼ばれることもある。
ルールを簡単に表すとすれば、
- 数字の周りに数字の数だけ線を引く。
- 一筆書きのように一本の線で繋げる。
たったこれでクリアとなる。
もう少し詳しくルールを追記するとすれば、
- 数字の周りにある点と点を線で結ぶのだが、斜めに結ぶことはできない。
- 線は交差してはいけないし、分岐もしてはいけない。
- 数字のないマスは、線の本数に指定はない。
といったところだろうか。
つまり、一本の線で繋がらなかったり、どこかで分岐していたり、数字と線の本数があっていない場合には、どこかで間違っているということになる。
スリザーリンクの解き方のコツ
さて次に解き方のコツだが、まずは始めにすることは確定する全ての線を引くことだ。それには、線が確定するパターンを覚える必要があるため、別記事にて記述しておく。
確定する全ての線を引くことで、その線に続くルートもある程度ではあるが推測することができるようになる。そして、今引いてある線と他のマスの数字を見比べ、線を繋げていくと、このルートしか存在しないといった確実なルートを導くことができる。つまり、一本一本確実に線を繋げていくことが、スリザーリンクを攻略するうえでのコツというわけだ。
そしてそれをひたすら繰り返していくと、次第に確定するルートがなくなるため、ここから試行錯誤が始まる。運良く勘で正解を導くこともあるが、基本的には選択肢の絞られる端の方から検討していくと良い。なぜなら「線が繋がらない」、「数字と線の本数が合わない」、「一筆書きにならない」などのように、絶対に不正解だとわかる矛盾が発生しやすく、線を引くべき方向を確定させやすいからだ。
なお、順調に進んでいるように思えても最後の最後で線が合わないことがある。そうなると、どこが間違っているのかを探す必要があるのだが、線だらけの状態となった今、間違いを見つけることが非常に困難であり、結果的に最初からやり直さなければ見つけることができないことが多々ある。一本一本確実に線を繋げていくことが重要と言ったのは、間違ったまま進めると取り返しがつかないからである。ゆえに、確定する部分から慎重に埋めていくことを心掛けよう。
確定する部分を埋めていったつもりでも、どこかで間違えていることは、しばしば見られる光景だ。しかし、どこを間違えたのか探すのも面倒だし、最初からやり直すのも面倒である。根気の無い人間はここで諦めることになるだろう。そう、スリザーリンクは根気との戦いなのだ。
どんなに経験を積んでパターンを覚えても、ある程度の試行錯誤は必要である。マス目が大きければ大きいほど難易度が上がり、時間もかかるようになる。逆にいえば、確定するパターンを覚えておかないと解くことすらままならないといっても過言ではない。
というわけなので、まずは確定するパターンを覚えよう。