おはようございます、森山です。
本日は道の駅みなとオアシスみやこ(シートピアなあど)からスタートです。
本州最東端
観光地名 | 本州最東端の地、魹ヶ埼(トドガサキ) |
住所 | 岩手県宮古市重茂 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
入場時間 | 24時間 |
本日最初の目的地は本州最東端の地、トドヶ崎です。
ここへのアクセスは曲がりくねった山道をしばらく走る必要があります。まあ日本の端っこなので山道なのは想定通りですね。
ナビ通りに到着した場所がここです。
左手にはトイレがあり、右手には本州最東端への入口、そして中央には駐車場のような広場がありましたのでそこに駐車しました。3台くらいなら停められるスペースはあります。
後から知った情報だと、先程の入口から300mほど離れた場所にある姉吉キャンプ場の駐車場には本州最東端までの案内看板が建てられていたので利用しても良さそうです。
実際に最東端までの往復中、数人とすれ違いましたが、私が車を停めた場所には誰も停めていませんでしたのでこっちに停めるのが正解なのかもしれません。
事前の情報だと本州最東端の碑までは徒歩で片道1時間〜1時間半ほどかかるらしいです。また、この先自販機などはありませんので夏であれば水分補給できるものを持参をしたほうがいいですね。
では行ってみましょう。
遊歩道の序盤にはいきなり最難関が待ち受けていました。なぜならひたすら坂道を登り続けなければならなかったからです。気持ち的には、え?これが1時間も続くの?しんど。って感じで序盤でメンタルが折れてました。
徒歩12分、距離にして体感1kmほどでしょうか。標高最高地点までやって来ました。ここで急な坂道が終わるのでしんどいのはここまでです。残りの道は緩やかな下り坂と少しの登り坂だけです。
道中には危険箇所がいっぱいあり、警告看板が建てられているところもあれば、何も警告されていない箇所もありました。
例えば、木橋の一部が腐食しているので静かに橋を渡るように注意を促す看板があったり、倒木で遊歩道が塞がれていたりしました。
倒木については、木を乗り越えるには少し高いし、くぐるには低すぎる絶妙な妨害工作でしたね。
また、土砂というか岩の一部が崩壊しており通路を狭くしていましたが、その真上に立っている木の根が露出しており、いずれ倒木するのではないかと危険に思いました。
さらには頭上注意と書かれたカラーコーンが道の真ん中に置いてあり、上を見上げると折れた木が木の枝に引っかかり宙吊りになっていました。これもいずれ落下するのではないかと危険に思いました。
危険箇所はまだあります。
倒木が電線に引っかかってる箇所を2箇所見つけました。この電線はどこに向かっているのかよくわかりませんし、現在使われている電線なのかも不明です。使ってない電線なら別にいいとして、使っている電線ならすぐに対処したほうが良いと思います。電線が切れることで火事や感電の危険を感じます。
道中には残り何kmといった看板はありませんでしたが、手書きでメモのように書かれた木杭が建ててありました。よく見ないと気付きません。
ちなみに帰り道ではすれ違った人に「後どのくらいの距離ありますか?」なんてことを聞かれ、少し談笑しました。
私も歩いている最中には後どれくらいの距離があるのか気になりましたし、来る人皆そう思っているはずなので、案内看板があったほうが親切かと思います。
そんなこんなで徐々に森を抜け、開けた場所に近づいていくのがわかりました。その時ゴールを示唆する看板を見つけました。
分岐道に差し掛かり、右へ行けば本州最東端の碑、左へ行けば灯台や四阿があります。
私の目的は本州最東端の碑なのでまずは右へ行きました。右へ120m進むとついに森を抜け海岸へと出ることができました。
これが本州最東端の碑です。
これまでに日本本土四極と本州三極までは制覇していますが、こういう岩のモニュメントは初めてですね。
そしてこの瞬間、ついに本州四極を全てを制覇したことになります。
銘板は錆びていて見にくい色になっていますが、近くで見ると「本州最東端の碑」と書かれています。たまには磨いてほしいな。
入口からここまでは徒歩52分でした。事前の調べより少し早い記録ですが夏などの体力消耗の激しい時期ではもっと遅くなったと思います。
次に先程の分岐に戻り、灯台方面に行きました。
真ん中には灯台、左には使用不可のトイレ、そして右には四阿があります。
四阿には思い出ノートが置いてあり、中を見ると毎日誰かしらの思い出が記されていました。
確か本州最西端の毘沙ノ鼻にも思い出ノートが置いてあったと思いますが、そこでは特に記入しませんでした。
しかし今回は状況が違います。長い道のりを歩いた達成感と、本州四極を制覇した高揚感で何か書かずにはいられませんでした。
行き道では誰ともすれ違うことなく、四阿にも誰もいない静かな状況でゆっくりと休憩した後、覚悟を決めて戻ります。
帰り道では緩やかな上り坂が続き、30分ほど歩いた地点では息の切れる上り坂がありましたが、行きと比べると大したことはありません。
帰り道の終盤には綺麗な景色がありましたので写真に収めておきました。
行きは徒歩52分でしたが帰り道は46分でした。この6分の差は、行きの序盤にある急な上り坂で時間がかかったことが原因だと思います。行きはしんどい、帰りは楽。これが教訓ですね。
日本本土四極はもうすでに制覇しており、本州四極もこれで制覇となりました。旅の目的を一つ消化しましたが旅はもう少し続くので最後まで全力で楽しみます。
倪鼻渓
観光地名 | 倪鼻渓 |
住所 | 岩手県一関市東山町 |
入場料 | 入場自体は無料 ※舟下りは有料 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
入場時間 | 24時間 ※舟下りは8:30〜16:30 |
次に来たのは倪鼻渓です。読み方は、げいびけい。何度読んでも覚えられません。
倪鼻渓は、高さ50mを超える石灰岩の岸壁が全長約2kmに渡って連続してそびえ立っている渓谷です。その圧倒的スケールを誇るの大岸壁をひと目見ようと倪鼻渓へやって来ました。
猊鼻渓舟下り乗り場付近は有料駐車場になっているので、少し離れた無料の河川敷駐車場に停めました。河川敷沿いを歩いて300mほどで猊鼻渓入口とへ到着します。
周辺を少し散策してみましたが、岸壁へ歩いて行けそうな道を見つけることはできませんでした。どうやら猊鼻渓の岸壁は舟に乗らないと見れなさそうです。だから観光地名が猊鼻渓舟下りとなっているわけなんですね。
さすがに一人で舟に乗るのは難易度が高いと感じます。私はまだその域に達していません。ゆえに猊鼻渓の景色は諦めることにしました。
というわけでここでの思い出は、ポツンと置かれたどこでもドアのような扉を見たことです。
見た瞬間、え?なんで?と思いました。景観にそぐわないと思います。
あとは出世龍の化身が潜んでいるとかなんとか書かれた看板や龍の像なども見かけました。出世のパワースポットでもあるらしいです。
ここでの思い出は、まぁこれだけかな。
厳美渓
観光地名 | 厳美渓 |
住所 | 岩手県一関市厳美町 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
入場時間 | 24時間 |
次に来たのは厳美渓です。読み方は、げいびけい。こちらも中々読み方を覚えることができません。
厳美渓は全長約2kmに渡って石英安山岩質の岩石や川の景色が広がる渓谷です。倪鼻渓からは西方面に車で30分ほどの位置にあります。どちらも岩手県にある渓谷であり、比較的近くに位置しているので同日に観光する方も多いと思います。
この2つは名前が似ていることから混合して読み方がわからなくなる人もいるのではないでしょうか。私もそのうちの一人で、猊鼻渓の読み方が覚えられない理由は厳美渓と名前が似ていることが原因だと思います。
駐車場についてですが、事前に調べた情報だと厳美渓の中心地に一番近い駐車場は有料らしかったので、自然休暇村管理センター市営無料駐車場に停めました。ここから中心地までの距離は大体500mで、徒歩にすると数分のことでした。
厳美渓の中心地に架かる橋の名は、天工橋です。
天工橋から見る景色は、まっすぐに伸びる川とその両岸には自然が作り上げたゴツゴツとした岩石。見栄えが良くとても景観に優れ、記念写真を撮る人で絶えず賑わっている印象でした。
天工橋のすぐ近くには岩石の上を歩ける広場があります。厳美渓と言えば空飛ぶ団子が有名ですが、その広場から空飛ぶ団子を注文することができます。
実際に飛んでいる団子、見ました。
システムは至ってシンプルで、近くの団子屋から対岸の渓谷へとワイヤーロープが張られていて、それに籠をぶら下げて団子を運ぶシステムでした。
利用方法は、
- 籠に料金を入れる。
- 木槌で合図を鳴らす。
- 籠が引き上げられる。
- 籠で団子が運ばれてくる。
といった具合ですね。
大自然に囲まれた厳美渓を鑑賞しながら団子が食べれるという画期的なシステムで飛ぶように売れている団子を一度食してみてはいかがでしょうか。
天工橋から少し離れた場所には御覧場橋という吊橋があります。結構揺れの大きい吊橋でしたが、特に怖いということはありませんでした。
天工橋と同様に、真っ直ぐに伸びた厳美渓の景色を見ることができます。
道の駅 上品の郷
施設名 | 道の駅 上品の郷 |
住所 | 宮城県石巻市小船越 |
駐車場 | 無料駐車場 |
営業時間 | トイレ・駐車場は24時間利用可 9:00~21:00(店舗によって異なる) |
本日の車中泊は、道の駅上品の郷(じょうぼんのさと)です。ここには旅人に嬉しい入浴施設があり、営業時間も割と遅くまでやっています。またレストランはもちろんのこと、すぐ横にはコンビニもあるので夜中にお腹が空いても困ることはありません。
今日の報告
感想
今日行った猊鼻渓は、行っただけで肝心の景色は見るのを諦めましたが特に後悔はしていません。こんな適当な旅でいいのかな?と少しは思いますが、自分でもなんのために旅しているのかわかっておらず、理由も目的もない旅なのでこのくらいの気楽さがちょうど良いです。まぁ車で日本一周したという実績だけあればいいかな。
移動
本日の移動
└ 岩手→宮城
Googleタイムラインより
├ 移動距離:230km
└ 運転時間:5時間1分
費用
施設入場料、駐車場代など | 1,000円 |
高速料金、ガソリン代など | 5,000円 |
食事代、日用品代など | 2,000円 |
合計 | 8,000円 |