【日本一周】車中泊ひとり旅part34(栃木→茨城)

袋田の滝

おはようございます、森山です。道の駅きつれがわからスタートですが、相変わらずの雨天で気分が落ち込み気味です。

さて、本日は最初の目的地に向かっているときにこんなことがありました。

今日はどこかでガソリンを給油しておかないと夕方には燃料切れするくらいまでの残量しかありませんでした。なので良心的な価格のガソリンスタンドが目に入ったらそこで給油しようと思い、こじんまりとした僻地を走っていました。すると比較的安い金額が表示されている電光板が目に入りました。近隣の相場からすると5%程度は安かったですし、立地的に割高になることを考えると相場よりも10%程度は安い金額だと感じました。

この機会を逃すまいとここで給油をしましたが、まあ結論から言うと電光板の表示価格は消費税抜きの価格だったので消費税10%を上乗せした金額を請求されました。具体的に言うと、近隣の相場が165円、僻地であることを考えると170円くらいしてもおかしくはない立地でした。しかしガソリンスタンドの電光板表示価格が157円という安さだったわけです。

実際にはこの157円に消費税10%の料金が加算されたので、最終的に支払った金額は1リットル当たり173円ということになります。まあ割と相場通りではありますが、それなら最初から173円と表示しておくべきだと思いました。

この表示の仕方って違法だよね?と思いましたが、もしかしたら茨城の条例などによって許可されているのかもしれないとも思い、あとで確認することにしました。

というわけで調べてみましたが、景品表示法違反になるとのことでした。騙された気分ではなく騙されてました。別にガソリンに余裕あったし、それなら最初からここで入れてませんから!

車中泊旅をしばらく続けていますが、このような表示をしているガソリンスタンドには初めて出会いました。たかだが数百円のことかもしれませんけど、最初から173円と表示されているのであれば納得がいきます。それ価格を受け入れて自ら決めているわけですから。でも後から上乗せされて請求されるのでは話が違いますよね?気分は最悪です。

こんな安いのには何か裏があるはずだと疑いレシートを確認したことで発見に至ったわけですが、このような消費者を騙す行為が平然と行われているとは驚きです。いずれ指導が入り改善されることでしょう。

というわけで極めて悪質な業者に遭遇した話でした。

目次

袋田の滝

観光地名袋田の滝
住所茨城県久慈郡大子町
入場料大人300円、小人150円
駐車場無料駐車場あり
入場時間8:00〜18:00(5月〜10月)
8:00〜17:00(11月)
9:00〜17:00(12月〜4月)

はい、というわけで日本三大名瀑の一つとされている袋田の滝に到着です。袋田の滝には別名があり、長さ120mある滝の間に大岩壁を四段階に落下することから、四度の滝とも呼ばれます。

袋田の滝の滝幅はなんと73mもあります。これは日本全国にある滝の中では5番目に大きい滝幅とのことです。5番目とはいえランキング上位にある他の滝は、落差が低く迫力がなかったり、糸のような細い滝で綺麗ではあるものの水量が少なくて躍動感がなかったりします。そう考えると袋田の滝は大きさのスケールとしては実質1位と言っても差し支えないかと思います。日本三大名瀑のうちの一つとして数えられることにも納得です。


私は袋田滝本町営第一無料駐車場を利用しました。

滝までの距離は約1.25kmとやや遠くになりますが、周辺の無料駐車場の中では一番近い駐車場になります。もし満車で利用できなかった場合は、すぐ近くに第二無料駐車場もあり、そこからの距離は約1.45kmになります。

これより先は店舗利用者のみ利用可能の駐車場や利用料金500円程度の有料駐車場がたくさん並んでいます。もし歩く距離を短くしたいのであればそちらを利用するといいでしょう。

駐車場から徒歩で向かっている時に、歩道や看板に残りの距離が表示されていました。特に歩道の案内は100m間隔で表示されており親切に感じました。

距離がわかることに加えて正しいルートを進んでいることが確認できるので観光客にとっては非常にありがたいことですね。

商店街にはバスから降りる人などで混み合っていましたが、特に気にすることなくそのまま商店街を抜けました。そして無料駐車場から徒歩でおよそ15分といったところでしょうか。ようやく入場券販売所までたどり着きました。

袋田の滝トンネル入口

まずは入場券を購入してからトンネルの中に入ります。

トンネルは基本的に直線のトンネルになっており全長は約270mです。一番奥にはエレベーターがあり滝を上から見下ろせる観瀑台へとつながっています。

なおトンネル内では左側通行になっていますので、マナーを守り通行しましょう。

滝が見える場所は、吊橋のある出入口、第1観瀑台、そして第2観瀑台の3箇所となります。

滝が見える場所以外の見所を挙げるとすれば、トンネルの165mの地点にある開口部が挙げられます。ここには恋人の聖地のモニュメントがあり撮影スポットになっている他、外の景色が見える箇所でもあります。残念ながら滝を見ることはできませんが、滝の下流に流れる川や美しい渓谷の姿を見ることができます。

袋田の滝の吊橋

次の見所は210mの地点にある開口部です。吊橋が架かっていることが目印で、別ルートからの出入口にもなっており入場券を購入することが可能です。

ちなみに帰りはこちらのルートから帰りました。

というわけで、この吊橋付近から見た景色がこれですね。

滝を斜め前方から見ることが可能ですが、滝の下部しか見ることができません。しかしこれだけでも十分なほどの見応えがあります。

袋田の滝

続いての見所は250mの地点にある第1観瀑台です。滝の正面下から見上げるように滝を見ることができる観瀑台です。

滝はもう目の前にあるので、激しい滝の水しぶきが身に降り注ぎます。いや、ひょっとするとこの水しぶきは雨のせいかもしれませんが、とにかく景色といい音といい、迫力に凄まじいものがありました。

最後の見所は一番奥のエレベーターで上に行ったところにある第二観瀑台です。第二観瀑台では上から見下ろす形で滝を鑑賞することができます。デッキは3階建てになっているので見る角度を変えて景観を楽しむ事ができます。

袋田の滝の第二観瀑台

ここが第二観瀑台です。

階段を登ると第3デッキがあり、階段を降りるとエレベーターと第1デッキあります。人が集まっているのはやはり一番上の第3デッキですね。もちろん私も第3デッキから鑑賞しました。

袋田の滝

というわけで第3デッキから見た景色がこれです。袋田の滝は四段あるので一番下が見えていないようですが、ほぼ全体を見渡すことができます。

大雨の影響で水が濁っていましたがその分流水量が多くて却ってレアな光景なのかもしれません。通常の流水量は知りませんので、たぶんですけど3割り増しくらいの迫力があるはずだと勝手に思っています。景観の美しさは半減ですけどね。

帰り道は吊橋のある出入口から帰りました。こちらはあまり人気のない道なのか全く人とすれ違うことがありませんでした。途中で商店街に合流。特にこれといって発見があったわけではありませんので、これにて終了です。

旅の序盤には那智の滝、昨日は華厳の滝 、そして今日は袋田の滝に来たことで日本三大名瀑を制覇しました。マイナスイオンがどうのこうのとかはよくわかりませんが、癒やしの力は滝が一番です。何と言っても水の落ちる音や流れる音の耳触りがいいですからね。癒やされたいなら滝。人生に疲れたら滝。そういうことです。

今日は天気が悪くてやる気が出ないのでこれ以上進むのをやめました。次の目的地付近の道の駅までは行くとして、その前に風呂に入りました。風呂については湯船に浸かることやサウナで整うことには全く興味がないので、特に語りたいエピソードはありません。その後は暇だったので娯楽施設で遊びました。終わり。

道の駅 日立おさかなセンター

道の駅日立おさかなセンター
施設名道の駅 日立おさかなセンター
住所茨城県日立市みなと町
駐車場無料駐車場
営業時間トイレ・駐車場は24時間利用可
9:00~18:00(店舗によって異なる)

本日は道の駅日立おさかなセンターで車中泊です。駐車場は数カ所の区画に分かれており、やや広めの印象があります。同エリアにはレストランが数軒とコンビニがありますので食事に困ることはないでしょう。公衆トイレの横に設置されている自販機のゴミ箱を漁っている人を見かけました。少し治安に不安あり。

今日の報告

感想

ここ数日、朝起きると車のガラスの内側に水滴がびっしり付いています。いわゆる結露という現象なのですが、結露の原因は主に2つです。

結露の原因
  1. 車外と車内の温度差が大きいこと
  2. 車内の湿度が高いこと

どちらの原因も車中泊をしているわけですから、人体の放熱によって車内の温度と湿度が上昇します。ここに車外の気温が低ければ気温差が大きくなり結露が発生しやすい状況を作るわけです。

結露はタオルで拭けば済む話ではありますが、そもそも拭くことすら面倒に感じるのでできれば水滴がつかないように対策を講じたいです。

いろいろ調べてみると、主に3つの対策案がありました。

結露の対策案
  1. 車内と車外の気温差を小さくする
  2. 窓ガラスを綺麗にしておく
  3. サンシェードを使用する

1つ目の気温差を小さくすることに関しては、窓を少し開けて換気しながら夜を明かすという方法が考えられます。しかし夏であればいいものの、それ以外の季節では寒くて睡眠に影響が出るので現実的ではありません。

2つ目は窓ガラスを綺麗にしておくことに関しては、ガラスの表面が汚れていると水蒸気が付着しやすくなり結露が発生しやすい状況を作ることになります。くもり止めクリーナーなどを使用して綺麗な状態を維持しておくことで結露の発生をある程度抑制することができます。

3つ目のサンシェードを使用すること関しては、ガラス前後の温度差を小さくする効果があり、結露の発生をある程度抑制することができます。

いずれも結露の発生を抑制する効果を期待できますが、完全に抑制するものではありません。そもそも雨の日などは車内の湿度はどうしても高くなりがちで対策の仕様がありません。いっその事、結露の発生を容認して毎朝水滴をタオルで拭くか結露取りワイパーのような便利アイテムを使用する方法を採用するしかないのかもしれません。

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