「絶対に眠れる睡眠法を紹介します!!」
と言いたいところですが、そんな方法はありません。
呼吸を整えて入眠する呼吸法とか、リラックスして入眠する睡眠法とか、SNSで話題の睡眠法とか、海外の偉い人が考案した睡眠法とか、あらゆる睡眠法を試しましたが眠れた試しがありません。ただ単に私に眠るセンスがないだけなのかもしれませんが、少なくとも私には効果がありませんでした。つまり、絶対に眠れる睡眠法なんて存在しない!というのが私の結論です。
ところで私は思うのです。眠れないときに眠ろうとすること自体がナンセンスな発想だと。眠れないときって、なんか気持ちがゾワゾワして、睡眠法を試そうにも集中できないですよ。だから当然効果も出ないわけです。
それに、気持ちがゾワゾワしたままだと、もし仮に上手く眠りにつくことができたとしても、すぐに目を覚ましちゃうんですよね。それでまた、早く眠らなきゃと気持ちに焦りが生じて、結局ズルズルと時間だけが過ぎていくなんてことは、よくあることです。
だからこそ、眠れない夜に眠ろうと意識すること自体が間違っているということであって、睡眠法とか、どうやれば眠れるかとか、そんなこと考えてる時点でもう手遅れだよね?という話です。通常であれば、そんなこと考える必要もなく眠れますからね。
結局のところ、何が言いたいかというと、『眠れないときこそ、眠るのを諦めましょう』ということです。なんていうか、昼過ぎまで寝ないとか、夕方にガッツリ昼寝しないとか、普段の生活から見直さないと、今から何かしようとしても、もう手遅れなんですね。だからこそ諦める必要があるわけです。
だからさ、
気楽に行こうよ?
いっそのこと眠るのを諦めてさ、
開き直って朝まで起きてやるぞ!って気持ちのほうが楽になるよ?
とりあえず電気点けてさ、
明日の朝まで起きておくことに切り替えよ?
ただ、ここでいう『眠るのを諦める』とは、文字通りの意味ではありません。『眠るのを諦める』ということは、すなわち『気持ちを落ち着かせる』ということです。今の状態を解決するには、ゾワゾワした気持ちを落ち着かせる必要があります。
- 一旦、眠るのを諦める。
- とりあえず電気を点けてボーっとしてみる。
- 気分転換にお腹を満たす。
こんな感じで気持ちを切り替えることが眠りにつく助けになるのです。経験上、たったこれだけで不思議と急に眠くなることがあるんです。
もし、それでも眠くならかったとしても、何も気にすることはありません。なぜなら、一日くらい眠らなくてもなんとかなるからです。生きていれば眠れない日なんてよくあることなんで。今日がたまたまその日だったということです。ストレスとか不安とか緊張とかで色々と気になることはあるかもしれませんが、眠れないことについては気にしてはいけません。
今日は年に数回訪れる眠れない日。
どんなに頑張っても今日は眠れない。
でも気にしない。
なぜなら今日は、そういう日だから。
だから今日は眠らない。
とりあえず明日から、生活改善がんばろう。
このように楽観的に考えて、とりあえず気を楽に構えよう。眠ろうと意識するから余計に眠れないのであれば、ならいっそのこと眠ろうとしなければいい。でも眠るのを諦めると眠くなります。そしたら眠ればいい。そういう話です。
ちなみにこれ、森山式睡眠法って名付けました、今。
『眠るのを諦めること。眠ろうと意識しないこと。』
これが森山式睡眠法。
さて、
とは言ったものの、経験上、眠るためにやれるべき方法はあるにはあります。
一番手っ取り早い方法が、睡眠導入剤を使用することです。過去に何度か試したことがありますが、普通に眠れます。まぁ今、手元にない人にはどうしようも無い話ですけど…。
それともう一つの方法が、血糖値爆上げ大作戦です。血糖値が上がると眠くなるという性質を利用して、爆食の勢いそのままに爆睡するという方法です。
ちなみに、血糖値を上げる方法は糖類を摂取することです。例えば、米やパン、砂糖が大量に含まれているお菓子やジュースなどが挙げられます。また、摂取量が多ければ多いほど効果的に血糖値を上げることができます。お腹が空いてると眠れないし、個人的には割と理にかなっている方法だと思います。
ただ、この血糖値爆上げ大作戦は、不健康というデメリットが存在します。血糖値の急激な上昇及び、寝る前の食事は健康を害すると言われています。とはいえ、睡眠不足も健康の大敵ですし、どちらにせよ不健康であることに変わりはないので、特に気にする必要はないでしょう。毎日するわけではありませんし、なんなら今日だけのことですから。