こんにちは、森山です。
最近引越ししました。すっごく面倒くさかったです、はい。
個人的に面倒くさかったと感じるのは荷造りです。そして荷造り、あと荷造り。
家電とか家具とかもめっちゃ捨てました。ギターと煙草さえあればいいというどっかの誰かの名言に憧れるくらい荷物減らしました。荷造りというよりは荷捨てですね、はい。
10年位使った家電とかは全部捨てましたし、2年くらいしか使ってない家電も捨てました。
そのうちミニマニストになりそうな勢いです。そしたら次の引越しは、かばん一つに納まるだけで済みそうですね、はい。
ということで、引越しは荷造り以外にもやることは大量にあります。短いスパンで何度もやることではないので、何をやるべきか忘れてしまいがちなんですよね。初めての方も久しぶりの方も、やり忘れによって後になって困ることがないようにしっかりと準備しましょう。
新居を決めて、旧居を解約する
新居の契約
まずは新居を決めることが一番最初にやることですね。これを決めないことには何も始まりません。
- 実家
- 一軒家
- アパート
- マンション
- シェアハウス
- ネットカフェ
一軒家やアパート、マンションであれば新居を購入する場合と賃貸契約する場合があります。
転居先と一緒に駐車場の契約を忘れないでください。
旧居の解約
まず解約には通常1ヶ月〜2ヶ月必要になります。直前に解約申し込みを行うと引越し後も1ヶ月〜2ヶ月程度の家賃の支払いが必要になります。また、駐車場の解約も忘れずにおこなってください。
旧居では退去時に現地での立ち会い確認が必要になります。引越し日を決めた後、旧居の清掃をする日数を考慮して立ち会い日を決めてください。
引越し方法と引越し日の決める
まず引越し方法の候補として挙がるのが、
- 自分でトラックを借りて運び出す
- 引越し業者に依頼する
の2つに絞られるのではないでしょうか。
引越し業者に依頼する場合は、
- 引越しの見積もりを取る
- 引越し業者の比較検討する
が必要になります。
自分でトラックを借りて運び出す
一方、自分でトラックを借りて運び出す場合のメリットとデメリットとして挙げられるのが、
メリット | 費用を安く抑えることが出来る 好きな日時を設定できるため、日程調整が楽 運搬途中に寄り道できる |
デメリット | 重たい荷物、大きい荷物など二人以上いないと運べない荷物は、誰かに助けを呼ぶ必要がある。 慣れない作業なので体を痛める可能性がある 荷物運搬時に壁や床を傷つける場合がある 傷をつけてしまった場合は保証がない分高く付く可能性がある 全て自分で行うため時間がかかりがち |
人員が必要な場合で家族や友人に依頼できなければ、便利屋(なんでも屋)に人を借りるといった方法もあります。
荷物が少量の場合は、金銭面でも体力面でも自分で行ったほうがメリットが大きいかもしれません。
引越し業者に依頼する
引越し業者に依頼する場合のメリットとデメリットとして挙げられるのが、
メリット | 家具などの不用品を回収・処分してくれるサービスがある 家電リサイクル法で対象となっている不要品も回収・処分してくれるサービスがある 家具や家電の状態が良ければ、買取も行ってくれる 荷造りから荷解きまで行ってくれるサービスがある 引越し業者が新居に荷物を搬入している最中に、荷解きに集中できる とにかく楽できる |
デメリット | 費用が高くなりがち 希望日、希望時間を取れない可能性がある 旧居と新居での鍵の開け締めのため、引越し業者と同じタイミングで移動する必要がある 急用ができても中断することができない パソコンなどのデータの復旧はできないためバックアップと取っておく必要がある |
引越し業者にもよりますが各社様々なサービスを提供しています。金額面で折り合いがつくのならば、おまかせしてしまったほうが引越しに伴う別の作業・手続きに集中できます。
ただし、貴重品などの大事なものは自分でしっかりと管理しましょう。
引越しの見積もりを取る
引越しのみつもりを取る方法としては、
- 訪問見積もり
- インターネットでの見積もり
の2パターンが主流となるでしょう。
実際に訪問してもらっての見積もりのほうが安心感があると思います。実際に来てもらって荷物の大きさや量、積込みの際の車の駐車スペースがあるかなどを確認してもらって、トラックの大きさや台数を決定します。直接話しをすることで、知らなった便利なサービスの存在を知ることが出来るかもしれません。こちらの希望を伝え、一通りの受け答えが終わればその場で見積りを受け取ることができます。予算内に収まっているなど納得できればその場で契約までできます。準備のいい営業さんならダンボールもその場で受け取ることができ、すぐに荷造りが開始できます。
訪問なしで契約までできる引越業者もありますが、後から追加料金を取られないかと不安になったりもすると思いますが、大手引越業者を選定することでそういったトラブルと回避できるでしょう。
引越し業者の比較検討方法
引越し業者の比較検討方法として「引越し一括見積もりサービス」があります。引越しに関する情報登録してしまえば、沢山の引越し業者から比較検討することが可能です。
メリット | 多数の業者の中から金額面や条件面の比較検討がまとめて出来る 交渉がうまくいく可能性がある |
デメリット | 電話やメールなどがひっきりなしにやってくる 個人情報が流出する可能性がある |
個人的にはメリットよりもデメリットのほうが大きいように感じます。以前使用した際には、ひっきりなしに電話がきてうんざりした記憶があります。
そういった過去の経験から、今回の引越し業者の選定は数社に絞って交渉しました。
しかし、大手引越し業者に依頼したのにもかかわらず無関係の業者から、「こういうサービス・サポートがあるんです。いかがですか?」といった電話が来るようになったので、迷うことなく着信拒否しました。
荷造りは計画的かつ大胆に
荷造りのときに意識することが2つあります。
- 計画的に行う
- 思い切って断捨離すること
計画的に行う
まずは、引越しまでの間に絶対使わないものから優先的に荷造りします。毎日使うものは直前に荷造りします。難しいのはひょっとしたら使うかもしれないものの扱いですね。荷造りしたはいいけど、使う必要がでてきてダンボールを開封しなければならくなると余計な労力がかかってしまいます。また、使うか使わないかを考えすぎていては作業する時間がなくなってしまいます。事前に計画を練って効率よく行いましょう。
そして、新居で使用する場所別に分けることが重要です。仕分けを無計画に行うと何がどこに入っているかわからなくなり、これまた余計な労力がかかることになります。新居でのレイアウトを考案し、ダンボールをどの部屋にもっていくかをしっかりと計画を練っておきましょう。
1日2日で全部やるのは大変です。ダンボールを何度も開封することがないよう、そして直前になって慌てることがないよう計画的に行いましょう。
思い切って断捨離する
使ってないけどいつか使うかもしれないと思っているようなものは捨ててしまいましょう。基準としては1年間使っていないも捨てるべきです。大抵のものは持っていっても使いません。思い出の品などは捨てるのに勇気がいると思いますが、そこは心を鬼にして決断しましょう。新居での荷解きが楽になります。引越しまでに捨てるものは徐々に捨てて荷物を減らしていく。これが大事です。
例えば、新居の家賃が10万円とします。部屋数が4部屋でそのうちの1部屋を物置部屋にしたとしましょう。単純に10万円の4分の1、2万5千円を物置部屋のためだけに支払っていることになります。そう考えると無駄に思えてきますよね。ですから捨てるべきです。
冷蔵庫
引越し日を逆算して冷蔵庫を空にしておくことが必要になります。なぜなら、運び出すために前日の夜にはコンセントを抜いておくように指示があったからです。少量であればクーラーボックスなどで対応できますが、大量に余らせてしまうと、捨てる必要がでてきてしまい無駄になります。
各種手続きを行う
各種住所変更の手続き
インターネットサービスの各種アカウント、銀行、証券、保険などの住所変更が必要になります。引越後速やかに変更しましょう。ほとんどはインターネットからオンラインでの変更が可能です。
証券会社など一部の変更手続きは本人確認書類の提出が必要なため、新住所への転入届を提出後に住民票や変更後の免許証の写しなどが必要になります。したがって、引越し日から数日経過後に変更手続きが出来るようになります。
その他、NHKや勤務先への報告なども必要応じて手続きを行いましょう。
郵便物の転送届の届け出
届出から転送開始まで最大1週間程度かかるため、1週間前までには届出を済ましておく必要があります。これにより届出日から1年間は、旧住所への郵便物が自動的に新住所へと転送されます。転送期間経過後は、差出人に郵便物が返還されます。なお、1年後の転送期間終了前に届出を提出すれば更に1年間延長できます。
届出方法は、インターネットで行う方法と、郵便局で提出する方法があります。
住民票の転出と転入の届け出
転出届は、引越し日より14日前から提出することが可能です。事前に済ませておくことで、引越し後に旧住所の市町村役場へ戻る必要がなくなります。
転入届は、引越し後14日以内に新住所の市町村役場へ行き、手続きする必要があります。その際、転出届が必要となりますので必ず持参してください。
本籍の転籍の届け出
本籍は住民票と一緒に変更することが可能です。本籍が記載されている戸籍謄本が必要となる場面が人生で数回しかありませんので、すぐに引越しする予定がある場合や先のことは決まっていないけど一生住み続けるつもりはない場合など、理由によっては変更する必要はありません。
変更しなかった場合でも必要になった際には、本籍が置いてある市町村役場に出向くか郵送で送ってもらうかで対応できるので、そうそう負担になることはありません。
印鑑登録の抹消と登録の届け出
抹消は市区町村役場で転出届を提出すれば自動的に使用できなくなります。(市区町村によっては抹消の手続きが必要)
登録は新住所の市町村役場で行うことができますが、必要なければしなくて良いです。
電気・ガス・水道の手続き
ほとんどのところは電話やインターネットで解約できます。これをやり忘れると、使っていないのに基本料金だけ毎月徴収され続けてしまいます。忘れずに行いましょう。
場合によっては新住所でも継続できる場合もありますので、その場合は解約ではなく転居の手続きということになります。
インターネット、電話線の手続き
これらの手続きも電話やインターネットで解約できます。新住所でも継続して使用するなら転居の手続きを行うことで継続して使用できるようになります。
免許証の変更手続き
引越し後に転入届を提出してから住民票を取得してから所轄の警察署に出向いてください。混んでいなければ数分で書き換えが完了します。免許証は身分証明するのに一番使われているものです。もしやり忘れると、身分を証明する必要がある何かしらの手続きをする時に速やかな手続きが行えなくなってしまいます。
車庫証明の手続き
引越し後15日以内に管轄の警察署にて変更手続きすることが必要となります。
自動車登録(車検証)の手続き
引越し後15日以内に管轄の運輸支局にて手続きする必要があります。
パスポートの手続き
住所を変更しただけでは特に届出の必要はありません。ただし、本籍の変更や氏名に変更があった場合には届出が必要になります。やり忘れると飛行機に搭乗できなくなりますので、期限はありませんができるだけ速やかに行いましょう。
子供がいる場合の手続き
児童手当の手続きや幼稚園・保育園・学校等の転出転入の手続きが必要となります。
犬または特定動物を飼っている場合の手続き
犬を飼育している方は狂犬病予防法により、犬を取得したとき、犬の所在地を変更したとき、犬が死亡したときに管轄する市町村長に届け出なければなりません。
特定動物も届出の対象となっています。特定動物とはトラ、クマ、ワニ、マムシなど、哺乳類、鳥類、爬虫類の約650種が対象となっているようです。詳しくは環境省ホームページの特定動物リストをご覧ください。そもそも特定動物は飼育するときに届出を提出する必要がありますので、忘れることはないでしょう。違反すると、個人の場合は6ヶ月以下の懲役または100万円以下の罰金、法人の場合は5,000万円以下の罰金に処せられます。
新型コロナウイルスワクチンの手続き
新型コロナウイルスのワクチンの接種クーポン券は各市町村から発行されます。詳しくは各市町村のワクチンコールセンターに問い合わせて確認してください。
マイナンバーカード、住民基本台帳カードの手続き
国外へ転出する場合は返納します。国内への転出であれば転入先での手続きで必要になります。引越し後14日以内に転入先の市町村役場で継続利用の手続きをすることで引き続き利用できます。手続きを忘れてしばらく経過するとカードが失効になる場合があるため、注意が必要です。
国民健康保険・社会保険の手続き
旧住所での国民健康保険に加入していた場合は、保険証の返却が必要になります。新住所で新しく加入する場合は市町村役場で手続きが必要になります。
会社での社会保険加入者であれば所属する会社に住所変更の報告をしておきましょう。
国民年金
国民年金1号に加入中の方は、新住所の市町村役場での手続きが必要になります。
新聞の手続き
新聞の購読契約をしている方は、解約または転居の手続きが必要です。
関係者への転居の連絡
転居した事を連絡する必要がある人がいるのであれば、忘れずに行いましょう。
それ以外の手続き
転入先または転出先の市区町村役場へ行けば、必要な手続きが何があるかを教えてくれます。