コロナ陽性になった時の症状について〜まぁしんどかったよねって話〜

2022年8月現在、日本の人口約1億2600万人に対して日本のコロナ感染者数の累計が1800万人を超えました。これは日本人の7人に1人が感染していることになります。

この中には1人で複数回感染している場合もありますが、感染しても気付いていない人、感染した可能性はあるが病院で検査しなかった人も少なからずいるはずなので、実際には7人に1人以上は既に感染していると思われます。

これだけの感染しているのであれば、当然自分の周りにも感染したことがある人が数人はいることでしょう。コロナ当初から言われているように、コロナと共存していく世界線も現実的な話ですね。

世界では、感染者数の全数把握を諦めてコロナ共存にシフトしている国も多いですが、日本も全数把握を見直す方針を発表しました。また、2類から5類への引き下げも検討されています。

コロナを世界中で0人に抑え込むことは現状では難しい話なので、共存していく方針でいいと思います。ただ、様々な意見の中にはコロナはただの風邪との意見もありますが、実際に私自身がコロナウィルスに感染した時に、普通の風邪との違いを実感しました。

ただ症状の重さについては個人差があるので、コロナはただの風邪との意見を真っ向から否定するわけではありません。あくまでも個人の経験談とその後の体調の変化を記したに過ぎないことをご了承ください。

目次

初日

体調が悪く感じ始めたのは、とある日の夕方です。なんとなく喉の違和感から始まりました。

季節は夏。コロナ第7派として日本中で猛威を奮っている時期でしたが、頻繁に外出しているわけではありませんでした。そして外出後は手洗いとうがいで予防していたので、まさか自分自身がコロナに感染したとは思いもしませんでした。

この日の症状は喉の違和感だけで、その他の症状は一切ありませんでした。

発熱頭痛便全身
違和感あり

2日目

朝起きた時、喉の違和感は続いていました。しかし痛みはありませんし痰が絡むような感覚もありません。ですが、一応体温を図ると『36.9°』と表示されました。念の為、市販の風邪薬を飲んで午前中を室内で過ごしました。この時点ではコロナに感染したとは微塵も思っていませんでした。

それから数時間後、昼飯の時間になりましたが食欲はありませんでした。無理やり胃に詰め込み体温を測定。なんと『38.0°』まで上がっていました。体温計にこの数字が表示されると急にしんどい感覚に陥ります。すぐに寝ることにしました。

そして夕方には『39.0°』を超えていました。もちろん食欲はありませんし、特に頭痛がひどい。身体もしんどいので市販の鎮痛剤を飲んで寝て治す方針でいきます。

一日中室内で安静に過ごしましたが体調は悪くなる一方でした。夜中にはうなされ続けていました。夏なのに寒い。身体は動かせない。頭はガンガンとひどく痛い。身体をふとんでグルグル巻きにして、全身汗だらけ。そして常温水をがぶ飲みする。そうやって一晩過ごしました。

発熱頭痛便全身
39.0°ひどい違和感あり寒気・痛み

3日目

朝、体温を図ると『40.4°』だったので病院に行くことにしました。さすがにね。

病院では唾液を採取しコロナの検査しましたが、結果が出るのは翌朝とのことでした。仕方がないので薬をもらって帰宅しました。処方された薬は、医療用漢方製剤と鎮痛剤(解熱剤)でした。

午前中には帰宅しその後は寝て過ごしました。夕方になると喉の違和感が痛みに変わりしばらくと続くことになります。

発熱頭痛便全身
40.4°有り痛い寒気・痛み

4日目

朝起きると喉が痛みがひどくなっていました。まさに激痛です。唾液を飲み込むことができず、ある程度口の中に溜め込んだら洗面台に吐き出しに行くことを繰り返すのが精一杯の対策でした。

ただ体調は割と良く体温は『36.9°』でした。喉の痛みはあるものの微熱と多少の寒気とだるさが残っているだけで、身体を動かすのは容易だったので感覚的には風邪の治りかけだと思っていました。喉の痛みは普段の風邪でもしぶとく残りやすいので、数日間は喉との戦いだけだけで今回の風邪は終わりだなと安堵していました。

ちなみにこの時点ではコロナの結果が出ていませんでしたが、さすがにコロナじゃないだろうとも思っていました。

そして、午前中に病院から知らせが入りました。

「コロナ陽性です」と。そして、

「後から保健所から連絡が来ます」と。

しばらくして保健所から連絡がありました。発症日から10日は自宅療養とのことです。まあ予定はほとんどないので問題ありません。

午後になると目の奥(眼球の上側、眼球の裏側辺り)が痛くなってきました。原因不明ですが、まあ風邪の症状の一種だと思われます。目の奥なのか頭なのかよくわからないので頭が痛いってことにしておきますが、この痛みは3日ほど続きました。そして同時に、徐々に身体が重くなってきました。体温を図ると『38.2°』まで上がっていました。

朝は割と体調が良かったのに午後に急に悪化する感覚。これは2020年のコロナ初期から言われていたように、コロナ特有の症状なのかもしれません。

相変わらず食欲はありません。喉が痛みも相まって何も食べたくありません。ですが少しでも栄養と水分を補給するために、果物入りのゼリーを胃に流し込みました。そして薬飲んで寝るだけです。

数時間後、解熱剤が効いてきたのか体調が回復し、お腹が空いたので少しご飯を食べました。その後ベットでゴロゴロしながら休養しましたが、残念ながら全く眠くありません。ようやく寝付いたと思っても2時間程度で目を覚ますことを数回繰り返し、そのまま朝を迎えました。

発熱頭痛便全身
38.2°有り激痛寒気・痛み

5日目

朝を迎えましたが、体調としては「えっ、しんどっ。これ絶対38度超えてるやん」って感覚でした。そう思いながら体温測定すると『38.5°』でしたね。はぁ、薬飲んで寝るわ。

身体のしんどさやだるさは、よくある風邪の症状と似ていますが、長引くのはさすがにしんどいですね。

朝、薬を飲んで安静に過ごしていましたが、昼と夜は比較的安定していました。そのまま特に何事もなく安静に過ごして1日が終わりました。

発熱頭痛便全身
38.5°有り激痛寒気・痛み

6日目

朝の体温は『38.0°』でした。

正直驚きました。こんなに長引くなんて何年ぶり、いや何十年ぶり、いや初めてかもってくらい記憶にありません。

しかし、こころなしか昨日よりは身体のだるさは少ないように思えます。相変わらず喉の痛みはひどく水分補給が辛いですが、体温ほどのしんどさは感じません。解熱剤は飲まずに過ごしましたが昼から夜までの体温は37度代を維持しており、コロナも終盤に差し掛かっているように思えました。

発熱頭痛便全身
38.0°有り激痛寒気・痛み

7日目

朝の体温は『37.2°』でした。

4日目に始まった頭(目の奥)の痛みはなくなりました。とはいえ身体のだるさと少々の頭の重い感覚が残っています。あと相変わらず喉がひどく痛むため水分補給はまだ辛いですね。

発熱はこれを最後になくなりました。

発熱頭痛便全身
37.2°痛い多少のだるさ

その後

のどの痛みは普通の風邪の時と同じように数日後には治りました。

コロナに感染した後日談ですが、一番感じた変化が食欲がなくなったことですね。水分補給とゼリーと薬だけの生活だったので、胃が小さくなったのか夏バテしたのかわかりませんがお腹が空かなくなりました。

それともう一つ、ずっと眠気を感じています。病み上がりで体力が回復していないのでしょうか。もともと7時間睡眠で生きてきたのですが、7時間では全然足りません。昼飯の後と夜飯の後に仮眠が必須です。おそらく毎日合計で10時間くらい寝ているのではないかと思われます。

まとめ

頭痛
序盤にひどい頭痛と中盤に謎の頭痛が3日間続きました。

喉の痛み
序盤に喉の違和感から始まり、中盤〜終盤までが激痛でした。その後数日間は痛みが引きませんでした。

身体のだるさ
序盤〜終盤までずっとありましたね。

ということで、私のコロナの症状は、頭痛と喉の痛みと身体の寒気・だるさがメインでした。その後は食欲不振と睡眠不足感がしばらく続いたという感じです。味覚障害は特にありませんし、後遺症のような症状もありません。

体重は1週間で1.5kg減りました。体重計には意味もなく乗る癖があるだけで、特に管理しているわけでは無いのでこれはどうでもいい話です。たぶんすぐに戻るでしょうし、別に戻らなくてもいいです。

風邪と似たような症状だけど、コロナのほうが長引きやすいのが特徴なのかなと感じました。結局38.0°を超えたのが5日間もあったわけなので、さすがにしんどかったですね。という話でした。

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