本記事はヒゲの永久脱毛を目指してクリニックに通った経過観察記録である
前回(クリニックに通い始めてから1年半経過した時点)までに、太く目立つ毛はほとんど生えてこない状態まで脱毛が完了している。しかしながら細い毛は点々と生えてきており、しばらく放置するとそれなりに目立つようになるため、定期的な処理が必要であった。
それから半年の間に2回の施術を受け、クリニックに通い始めてから2年が経過した現在ではどの程度の脱毛効果が得られているのだろうか。どうぞ、ご覧あれ!
照射14回目 〜渋滞に巻き込まれる〜
照射14回目。いつもは1ヶ月前でも予約が取れるのだが、今回はなぜか予約枠が埋まっていた。ゆえに予定より1週間遅らせて予約したのだが、これが後に波乱を呼ぶことになる。
というのも、クリニックまではいつも車で通っているのだが、道中では市民マラソンが開催されており、周辺道路は交通規制されていた。目的地まで残り4km程度の距離で迂回せよの看板を発見したのだが、そこから先は渋滞に次ぐ渋滞。車は全く動かなくなり、どうしたものかと考える。
迂回といっても、どの道がどのように規制されているのかも一切不明だ。ゆえにこの先の渋滞状況も推察できない。結果、私が出した答えは、脇道に逸れ、目に入った駐車場に止め、走って目的地まで向かうというものだ。
私が通うクリニックは、遅刻やキャンセルには違約金が発生すると事前に説明を受けている。渋滞にハマったときには、違約金を取られてもいいから、今回は諦めるかなんて考えていたのだが、走れば間に合う可能性が出てきた今、そんな無駄金は払いたくないという気持ちが優先された。
というわけで、目的地まで3km以上の距離を走った。いや、普段から運動しない私には、そんな体力は持ち合わせていない。走っては歩いてを繰り返し、結果的に半分以上は歩いていたのだが、予約時間の2分前に到着。かろうじてギリギリ間に合うことができたのだ。まぁこれには、とにかくしんどかったの一言に尽きる。後日全身を襲う筋肉痛に見舞われたのだが、それは別の話。
これまでにも歩行者天国により、いつも利用する駐車場に行けないことはあったが、さほど影響なかった。しかし、さすがに今回の事態で学んだ。施術日の道路状況やイベント情報は事前に確認しておいたほうが良い!と。
というわけで、息を切らせながら、1回目の時と同じ部屋へと案内されたわけだが、試し打ちをアゴへと1回行い、痛みの確認後、レーザー照射を施術された。いつもと代わり映えなく照射が終了したのだが、最後に日焼け止めのことを聞かれた。いつもは最初に聞かれるのに、珍しいパターンもあるもんだ思った。
あと、毛量が減っているので次回の間隔を伸ばしますとも伝えられた。というわけで次回は13週間後となる。
14回目照射後 経過写真


照射15回目 〜2回ぶり5回目のジェル〜
照射15回目、今回は13回目以降、2回ぶり通算5回目のジェル付きの照射だ。
いつも通り、前回照射後の肌トラブルの有無について聞かれた後、ヒゲに関する気になることはあるかと問い掛けられたが、特に聞きたいことなどなかったので、「特にありません」と無難に回答しておいた。
当初に比べれば、もうほとんどヒゲは無い。全盛期の毛量を100%とすると、現在は10%にも満たないのではないかといえる程、毛量が減っていることが自覚できる。ゆえに痛みを感じる箇所も減ってきており、また、痛みの強さも徐々に弱くなっていると実感している。
とはいえ、ヒゲがチョロチョロと生えてくるところは素直に痛い。涙が出そうで出ないレベルといったところだろうか。ジュッと焦げるようないい音で私の毛が焼かれていく。
心做しかレーザーの照射回数がいつもより多い気がした。いつもより丁寧で、いつもより入念に行われているようだ。そのあたりはスタッフの力量によるものなのかもしれないが、多少肌トラブルがあったとしても、脱毛効果を優先してほしい私には嬉しい誤算である。照射終了後に保湿をしっかりするようにとの指示を受け、施術が終了した。
なお、次回も13週間後の施術となる。
15回目照射後 経過写真


経過写真まとめ

14回目終了時点では、元気に生えてくる毛は鼻下及びアゴでそれぞれ10本ほどあったのだが、15回目終了時点では、これらも生えてこなくなった。鼻下のヒゲは、口角付近に元気に生えてくる1本の毛のみに留まり、しばらく放置すると目立ってくるが、週一程度で処理すれば十分に事足りる。アゴヒゲは触ると若干ジョリつく箇所があるが、放置しているのにもかかわらず、伸びてくる様子は見られない。永久脱毛はもう最終盤だ。クリニックへはあと1〜2回ほど通うだけで済みそうだと思う今日このごろであった。