ピアノをやってみたいけど、続くかわからないし何を買えばいいかもわからない。
そんなときは電子キーボードを買ってみましょう。
電子キーボードなら部屋の置き場所をあまり取りません。鍵盤の数を選ぶことができますし、鍵盤の数が少なければ少ないほど持ち運びが容易になります。
しかし小さくて安価なものだと、せっかく購入しても玩具で遊んでいるような感覚で物足りなさを感じることがあるかもしれません。ピアノを弾くのが楽しくて本格的にやろうと思っても、新しく買い直す必要がでてきてしまいます。
キーボード本体
CASIO 電子キーボード CT-X700
電子キーボードは、鍵盤の動きによって内蔵された電子音が鳴る仕組みのものです。グランドピアノやアップライトピアノの生音と比べると物足りなさを感じますが、沢山のメリットがあります。
音量は調節できますし、ヘッドホンなどを装着して周りに音を出さない事もできます。演奏音そのものを別の楽器音に変更できるので、楽しみ方の幅が広がります。
床や机などに直置きすることで、床に座りながらでも演奏することができます。しかし、ピアノを演奏するには姿勢が大事な要素になるのでおすすめはしません。キーボードは比較的安価で購入できますが、できれば専用のスタンドや椅子を一緒に購入して正しい姿勢で演奏することをおすすめします。
ピアノの鍵盤の数は一般的に88鍵盤ですが、このキーボードは61鍵盤です。しかし、初心者〜中級者なら61鍵盤あれば十分です。88鍵盤必要な楽譜を演奏するのは数年先の話です。それだけ練習して上達する頃には、このキーボードは劣化して新しいものに買い換えるタイミングとなっているのではないでしょうか。ですから、小さくなる分部屋の置き場所にも余裕ができますし、外に持ち運びたい場合にも持ち運びしやすくなるので61鍵盤で心配ありません。
このキーボードには、タッチレスポンス機能が付いています。タッチレスポンス機能とは、鍵盤を弾く強さによって音の強弱を調整できる機能です。これによりグランドピアノやアップライトピアノのように、表現豊かな演奏をすることが出来ます。
電源は、ACアダプターが付属しているでのコンセントから給電できますが、電池も対応していますので単3形乾電池6本を使用して電源を付けることができます。
あると便利
CASIO 純正スタンド CS-4B
CASIO純正スタンドCS-4Bは、CASIO電子キーボードCT-X700に対応しています。その他のCASIO製キーボードも対応している機種があるので、購入する前に対応機種を確認してください。
購入後は自分で組み立てる必要がありますが、特別な道具は必要ありません。説明書を見ながらでも30分程度あれば組み立てることが出来ます。
軽量かつ丈夫な作りになっているので、キーボードを設置した後に移動させることも用意です。ただし、人が乗ることは想定されていませんので、乗ったり、もたれかかったり、体重をかけたりすると破損する可能性があります。
CASIO 純正イス CB-30BK
ピアノの椅子で重要な要素は、高さ調整機能とクッション性の2点です。
正しい姿勢を保つには椅子の高さが重要になりますし、長時間座りっぱなしになることを考えてクッション性の高いものを購入しましょう。
純正の椅子じゃなくていい、もっと安価なものがいいって人にはロックジャムのKB100調整可能パッド付きキーボードベンチなんていかがでしょうか。
スチール製なので強度は十分にありますし、4段階の高さ調整可能です。折りたたみ式なので収納や持ち運びにも便利です。
CASIO 純正ヘッドホン CP-16
電子キーボードなら音量調節可能ですが、技術として音の強弱を意識して練習することが好ましいです。ヘッドホンがあれば同居人や近隣住民への騒音対策になりますので、24時間いつでも音を気にせずに演奏することができます。
キーボードバッグ
外に持ち運びたいときに必要になります。自宅での保管用としても使用できます。
購入する際には電子キーボードのサイズとバッグのサイズをよく確認してから購入してください。
楽譜
電子キーボードに内蔵されていたり、スマホやタブレットで電子楽譜があるのでそれで代用することができます。
紙での楽譜はメモを書き込んで使用できるので、練習の仕方次第では購入する必要がない場合もあります。
最初は無くてもいいかも
CASIO 純正ペダル SP-3
初心者〜中級者は両手を動かすことだけで精一杯なので、フットペダルの購入は後回しで大丈夫です。足を動かせる余裕が出てきて、音にさらなる表現を与えたい場合まで上達してから購入しましょう。