ストーンディフューザーについて
ストーンディフューザーとは
ストーンディフューザーとは、石にアロマオイルを垂らすことで石の隙間に入り込んだアロマオイルが少しずつ蒸発し、数週間かけて香りを楽しむことができるアロマの方法です。アロマデフューザーの一種であり、Aroma(香り)をDiffuser(拡散させるもの)させて香りを楽しむことを示します。石の種類は、溶岩石、陶器、水晶、天然鉱石などがあります。製造メーカーによって色や形が様々です。
ストーンディフューザーは、アロマディフューザーの一つに分類されます。アロマディフューザーにはいくつかの種類があり、気化式・加熱式・噴霧式・超音波式などが主流です。この内、ストーンディフューザーは気化式に該当しますが、他の気化式の例としてはリードデュフューザーがあります。リードデュフューザーはガラス瓶などにアロマオイルを入れ、その中にリードスティックと呼ばれる棒状のものを差し込むことで、リードスティックがアロマオイルを吸い上げて香りを周囲へと発散させる方法です。これらの違いはストーンかリードかといった違いのみで、効果はほとんど同程度と考えて差し支えないでしょう。
気化式のメリット
ストーンディフューザーやリードデュフューザーといった気化式のメリットは、導入費用が安価なことと手入れが簡単なこと、そして手間がかからず手軽に楽しめることです。
加熱式・噴霧式・超音波式は、専用の機械を購入する必要がある上に定期的なメンテナンスも必要になります。カビや雑菌などの繁殖し、香りと一緒に部屋中に拡散されてしまいます。
一方で気化式は専用の機械は必要ありません。アロマオイルとストーンもしくはリードスティック、そしてそれらを収納する容器のみ容易すればいいです。香りの拡散力は機械を使用する方法に比べて一番弱いですが、安価に購入でき一番手軽に楽しめるアロマの方法です。拡散力としては半径1m〜2m程度が限界なため、自宅や会社のデスクに設置したり、玄関やトイレなどの狭い空間に設置するのが望ましいです。
ストーンディフューザー
リードディフューザー
アロマオイルの種類
精油、エッセンシャルオイル、フレグランスオイルの違い
購入すべきものは「精油」または「エッセンシャルオイル」を記載されたものです。これらは天然の植物由来の成分を100%使用して作られています。アロマテラピーとして使用され、香りの成分によってリラックスや集中力アップなど様々な効果が期待されています。
一方で「フレグランスオイル」と記載されているものは人工的に作られています。化学薬品などを調合していますので、アロマテラピーに期待されているような効果はなく、ただ香りを楽しむだけのものとなります。
禁忌事項
アロマオイルや精油には禁忌事項が定められており、以下に該当する方が使用する際には注意が必要です。
- 病気や既往歴をお持ちの方
- 妊娠中の方
- 乳幼児
- お年寄り